マスク着用、屋内も「距離確保・会話なしは不要」と岸田首相 過剰な対策をやめ、「世界と歩調を合わせた取り組み」を期待
2022.10.07
画像: StreetVJ / Shutterstock.com
《ニュース》
岸田文雄首相が、新型コロナウィルスの感染防止対策のための屋内でのマスク着用について、「距離が確保でき、会話しない場合は不要」と発言しました。
《詳細》
これまでに政府は、「屋外では原則マスクの必要はない」としていました。7日に行われた参議院本会議の代表質問で岸田首相は、屋内においても「人との距離が確保できて会話をほとんど行わない場合は不要」であると述べました。6日にも、マスク着用に関してのルールを検討するとし、「科学的知見に基づき世界と歩調を合わせた取り組みを進めていく」と話しています。
イギリス女王エリザベス2世の国葬で参列者がマスクを着用しておらず、天皇皇后両陛下もマスクを着用しなかったことが注目されています。宮内庁は「各国の王室の人たちや、元首クラスの人たちがマスクをしていないところで、両陛下だけマスクをされるのは非常に奇異に見える」と事前に説明していました。
EUは5月、空港や機内でのマスク着用は必要がないとの新たなガイドラインを発表。アメリカでも9月、コロナパンデミックが起きたニューヨーク州で、公共交通機関でのマスク着用は任意となっています。
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