福島県双葉町の一部避難指示が解除 帰宅困難地域の全面解除を妨げる「除染目標」は不安を煽る
2022.08.30
《ニュース》
東京電力福島第一原発が立地する福島県双葉町で、帰宅困難区域の一部の避難指示が30日に解除されました。
《詳細》
双葉町は2011年の原発事故後、役場や中心市街地も含む町の全域に避難指示が出されており、全ての住民が避難していました。
町では、JR双葉駅周辺の5.5平方キロメートルが「特定復興再生拠点区域」に認定されており、除染が進められてきました。今回、住民が居住できるようになった地域には、人口の64%相当の1449世帯が住民登録しています。
一方、町内で引き続き帰宅困難地域に指定されている地域の住民からは、早期の帰還を求める声が上がっているものの、いまだに帰還の目途は立っていません。
《どう見るか》
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
「ザ・リバティWeb」協賛金のご案内
YouTubeチャンネル「未来編集」最新動画