米人気司会者「バイデンはコロナの原因追及に一切関心がない」 ワクチンではパンデミックを解決できない
2022.07.09
自身の番組で、新型コロナウィルスの「武漢研究所流出説」および「中国政府による責任」について、改めて正当性を指摘するカールソン氏(画像はFOXニュースの公式YouTubeチャンネルよりキャプチャー)。
《ニュース》
新型コロナウィルスの感染拡大から2年半が経つ現在、今なお日米をはじめとする主要各国の首脳は、ウィルスの発生原因をうやむやにしたままです。
そうした中、米FOXニュースの人気司会者タッカー・カールソン氏は8日(現地時間)、自身の番組で、「共産中国の指導者層以上にコロナ・パンデミックによって利益を得た組織はいない」とし、「人種差別的」であるとして無視されてきた「武漢研究所流出説」の正当性を改めて議題に取り上げました。
その上で、ジョー・バイデン大統領はウィルスの起源および中国が関与していたか否かを明らかにすることに対して、「一切の関心がない(zero interest)」と語り、その理由を「中国政府がバイデン氏の家族を並外れた金持ちにしたから」だと指摘しています。
《詳細》
カールソン氏はこれまでも、『What Really Happened In Wuhan(邦訳:新型コロナはどこから来たのか)』を執筆した豪ジャーナリストのシャーリ・マークソン氏(Sharri Markson)とテレビで対談するなど、武漢研究所流出説に焦点を当ててきました。
同氏は8日の番組で、コロナは単純にアメリカを変えたのみならず、世界の「バランス・オブ・パワー」を永久に変えたとし、そのように考えれば、「これ(コロナ)が、大げさに騒ぎ立てられた公衆衛生の緊急事態以上のものであることは明らか」と述べ、次のように語っています。
「実際のところ、これ(コロナ)が犯罪である可能性は大いにあります。歴史上最大の犯罪でしょう。本当にそうなのか。これ以上に重要な質問を考えることは難しいにもかかわらず、我々の指導者らは不思議と、これ(コロナが犯罪であったのかという問い)に答えることに興味がないようです」
その上でカールソン氏は、バイデン氏が大統領に就任した後、情報機関にコロナの発生原因について調べさせたことに言及。その結果、情報機関は「武漢研究所から流出した説」と「センザンコウなどの動物に由来する説」の2つの説を提示し、どちらの可能性が高いか評価するだけの情報がないと答えたことを改めて説明した上で、こう述べました。
「もしあなたが民主党員であれば、もし研究所流出説を人種差別的な陰謀論だとして無視してきたのであれば、これは大変な衝撃でしょう。なぜならCIA(中央情報局)が、中国政府がコロナウィルスを製造したということを、完璧にあり得ると考えていたことを意味しているからです」
昨年12月、バイデン氏は記者から「80万人(のアメリカ人)がコロナで亡くなっています(当時)。あなたの責任に関して何かコメントはありますか。なぜあなたは中国に対して、(コロナの)起源についてもっと透明性を高めるよう求めてこなかったのでしょうか」という質問を受けた際、ただ歯を見せて笑って立ち去っています。
これに対してカールソン氏は、次のように改めて批判しました。
「彼(バイデン氏)はただ笑って立ち去りましたが、誰もこれを追及しなかった。米議会で激しい怒りが湧くこともなかった。メディアの誰も、この件で彼(バイデン氏)を怒鳴りつけなかった」
「ウィルスがどこから来たのか、そして中国がそれに関与しているのか否かを明らかにすることに対して、ジョー・バイデン氏に一切の関心がない(zero interest)ことは明らかでした。なぜか。中国政府はバイデン氏の家族を並外れた金持ちに、我々が知るよりずっと金持ちにしてきました。
実際に我々はワシントン・フリー・ビエコン(の報道)から、バイデン政権が、100万バレルもの石油を、彼(バイデン氏)ではなく我々アメリカ人に属している石油を、つまり我々の国家備蓄を、(息子の)ハンター・バイデン氏が投資している中国系のエネルギー会社に送ったことを知っています」
カールソン氏はCNNなどのリベラルメディアが、自分たちも「中国のウィルス」「武漢ウィルス」という言葉を使っていたにもかかわらず、ドナルド・トランプ前大統領の「中国ウィルス」という言葉を「人種差別的」だと激しく攻撃し、事実上、言論を封殺してきたことも批判しました。
その上で、研究所流出説および中国政府の責任について再度検証を求めています。
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「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
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