「ガザ 素顔の日常」 - リバティWeb シネマレビュー

2022.06.29

© Canada Productions Inc., Real Films Ltd.

 

2022年8月号記事

Movie

ガザ 素顔の日常

 

過酷な状況下の小さな希望

【スタッフ】
監督・プロデューサー:ガリー・キーン、アンドリュー・マコーネル
【配給等】
配給:ユナイテッドピープル
【公開日】
2022年7月2日よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開

 

【レビュー】

東京23区の6割程度の土地に約200万人のパレスチナ人が暮らすガザ地区。イスラエルはガザを壁で取り囲み、2007年以後は物資や人の移動を制限する封鎖政策を続けている。不当逮捕が横行し、戦争でインフラが破壊され、多くの命が奪われているのが、この地の現実だ。

本作は「平和と普通の生活」を求め、希望を捨てずにガザで生き続ける人々のありのままの姿を伝えるドキュメンタリー。「天井のない監獄」で懸命に生きる人々の苦しみや苦悩、フラストレーションに織り交ぜられた一瞬の笑顔と喜びに、ガザの素顔が垣間見える。

 

ザ・リバティWeb シネマレビュー

「ガザ 素顔の日常」

(星3.5。満点は5つ)


タグ: ガリー・キーン  素顔の日常  ガザ  パレスチナ  ドキュメンタリー  シネマレビュー  2022年8月号記事  戦争  イスラエル  アンドリュー・マコーネル 

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