真理の舞台になった歴史 [第7回] - キリスト教による異端排除と失われた霊界の実相

2022.04.29

2022年6月号記事

真理の舞台になった歴史

幸福の科学学園で歴史を教える桜沢正顕教諭が、大川隆法・幸福の科学総裁が法話や霊言で言及した象徴的な歴史的事象について解説します。

第7回

キリスト教による異端排除と失われた霊界の実相

桜沢 正顕

幸福の科学学園中学高校
募集広報主任 社会科主任
チアダンス部顧問

キリスト教の『新約聖書』は、イエス・キリストの説いた教えとその生涯について人々が証言した記録で構成されており、「マタイ福音書」「マルコ福音書」「ルカ福音書」「ヨハネ福音書」という4つの福音書が納められています。しかし実は、これ以外にも福音書はたくさんあったということが分かっています。西暦450年の時点で、少なくとも200種類の福音書が出回っていたという説もあるほど(*1)。

なぜ数々あった文書が消され、4つに限定されたのか。それは、教会制度の確立と関係します。

まだキリスト教がローマ帝国下で迫害される側にあった2世紀ごろに福音書が編纂され、今日の新約聖書に近いものがつくられたとされますが、その後カトリック教会は新約聖書に含まれる文書以外を禁止・焚書。特に、霊界の実相や転生輪廻に関わる教えが消し去られてしまいました。こうした流れの中、キリスト教勢力を政治利用しようとするローマ皇帝の意図なども絡み、教会の権威が著しく拡大。カトリックの教義と少しでも違うと、異端として排除されるようになったのです。

(*1)ヘレン・エラーブ著『キリスト教封印の世界史』など。

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タグ: 真理の舞台になった歴史  聖書  仏陀  イエス・キリスト  異端  罪の子  グノーシス派  幸福の科学学園  桜沢正顕  2022年6月号記事 

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