台湾人が中国からの侵攻に対して「まれに見る悲観的な心境」に 台湾を護るためにも日本は中立の立場からロシアとウクライナを仲介せよ
2022.03.23
《ニュース》
台湾の民間シンクタンク「台湾民意基金会」の世論調査によれば、台湾人のうち、「台湾有事には自衛隊が参戦する」と回答した人が43%、「参戦しない」と回答した人は48.3%だったことが分かりました。
《詳細》
調査はロシアがウクライナを攻撃した後である3月14~15日に実施されました。米軍の参戦を信じる人は34.5%、信じない人は55.9%で、昨年10月の同種調査では、自衛隊の参戦を信じる人は58%、米軍の参戦を信じる人は65%だったため、どちらも急落しています。
急落の理由として、同基金協会は「まれに見る悲観的な心境の急変」と指摘。「各国がウクライナに派兵していない事実が、台湾人に大きな衝撃を与えた結果」と分析しています。
調査結果では、中国による台湾侵攻があった場合、台湾が単独で軍事対応しなければならないと心配する人は59.7%、台湾のみでは中国による占領を防げないと考えている人は78%に上りました。
《どう見るか》
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