大川総裁法話「霊能力と正しい人生」 日々の宗教修行に加え「偉大な教養人」たる勉強の継続が必要
2022.03.06
霊能力を持ちこの世ならざる存在と交流しながら、同時にこの地上で人間として正しい人生を歩むには、いかに生きるべきか。
大川隆法・幸福の科学総裁は3月2日、法話「霊能力と正しい人生」を説いた。本法話は6日より、全国の幸福の科学の支部・精舎・拠点で開示されている(文末に問い合わせ先)。
霊能力には厳然としたレベルの違いがある
法話の冒頭で大川総裁は、1千人を超える霊能者を抱えるとするある教団の事例などに触れ、「霊的な現象が起きればみんな、霊能者だと思ってやっているのではないか」と疑問を呈した。そして宗教者に求められる厳しさについて、このように語った。
「その(霊的な現象)正邪とか、レベルとか、あるいはそれ(来ている霊)が誰なのかというところまで確定する、認定するのは相当修行が要ります。簡単なことではありません」
大川総裁の説法には高次なる霊天上界からの霊的バイブレーションが流れているため、拝聴会に参加したり書籍を読んだりしているうちに、霊的能力がついてくる場合がある。魂が氷のようなものでおおわれている状態から、自分自身の中にある「心」という存在がつかめるようになり、例えば、夜寝ている間に魂が肉体から遊離し霊界を訪れることもあるという。
しかし大川総裁は、そのように霊界に行っている場合であっても多くの場合が、「欲界転生」をしているような、まだ地上的な欲望が残っている状態の人々と交わる程度のものだと思われ、普通は、神々の世界のような高次元の天上界には行けないと語った。
心の純化だけでは足らず、日々に見識を重ねなければならない
大川総裁は、人々を導き世界を救う上で求められる「見識の大切さ」も強調した。
特に、如来から上の存在になると、説く法が広く大きくなり、人類全体や国家全体にまで影響を与える。そのため、心を透明化して「神仏の光が降りてくる」状態を維持するだけではなく、「最低限、第一線で活躍しているジャーナリストとか、評論家ぐらいの知識」を持っている必要があると指摘した。
日々の宗教修行を通して、どのような状況であっても心に波風を立てない「霊的コンディション」を維持しながら、それと同時に、さまざまに並行した勉強を進めると共に、多様な人間の有り様も知らなければならない。
天狗になったら終わり、謙虚に神仏の目を意識せよ
その上で大川総裁は、努力の途上で「天狗」になってしまう危険性にも言及した。
「何かについて勉強していて、だんだん専門家風にもなってくることもあるのですけど、天狗になったら終わりで、これも一種の隙なので、天狗になったら名誉心が出てくる」「優秀であることは大事だけど、謙虚でなければいけないし、まだまだ進歩する余地がなければいけない」
さらに、頭の良さを自らの欲望の実現や騙しに使ってはならず、常に謙虚に神仏の目を意識し、自分磨きの先にある利他行を目指さなければならないとも戒めた。
本法話では、他にも次のような論点への言及があった。
- 大川総裁がスーツで説法してきた理由
- 3400回超の説法で、最も難しいのは「○○○○○○○○○」
- 良書を読むことによる霊的な効用
- 精神科や心理学の弱点
- 勉強・分析における大川総裁の「○○○○力」
- 結論のみを押し付けることによる弊害
- 日本で興った新興宗教の特徴
- ○○○○や○○○の教祖の勉強量
- 学校で学ぶ知識の問題点
- 天狗の何が問題なのか
- 宗教は「○○○」の集大成
ここに紹介したのは法話のごく一部です。
詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。
・幸福の科学サービスセンター Tel:03-5793-1727
火~金/10:00~20:00 土日祝(月曜を除く)/10:00~18:00
・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス
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