2021年の生活保護申請件数が20年に続いて2年連続の増加 セーフティネットは必要だが「国が面倒を見てくれる」風潮はNG

2022.03.03

《ニュース》

2021年1年間の生活保護申請件数が、速報値で23万5063件と、前年比で1万1431件増加し、2年連続の増加となったことが、厚生労働省の集計で分かりました。

《詳細》

申請件数は、19年までは6年連続で減少が続いていましたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響などにより、20年、21年は申請が増加しています。

生活保護の受給世帯は、2021年12月時点で、全国で164万4884世帯。前年の同月と比べて6700世帯あまり増加しています。

生活保護受給世帯の半数以上は高齢者世帯ですが、コロナ禍で、生活困窮者を支援する団体などには、20代から40代の現役世代からの相談が増えていると報道されています。

厚労省の担当者は申請の増加について、「厳しい雇用状況が続き、政府からも生活苦を訴える人に申請を積極的に呼びかけた結果」と分析しています。

《どう見るか》

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タグ: 勤労  生活保護  セーフティネット  給付金  生活困窮者  厚生労働省  雇用  バラマキ 

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