カナダ当局がコロナ規制への抗議デモ排除を開始 拘束者は100人超 感染症全体主義には最大限の警戒が必要だ
2022.02.19
カナダのオタワで、ワクチン接種の義務化への抗議の様子。画像: Christopher O'Donnell / Shutterstock.com
《ニュース》
カナダ警察は18日、新型コロナウィルス対策への抗議で1月下旬から首都オタワの中心部を占拠しているデモ隊の排除に乗り出しました。デモ参加者のうち100人以上を拘束し、21台の車両をレッカー移動したと明らかにしました。
《詳細》
カナダでは、アメリカとの国境を越えて移動するトラックの運転手にコロナのワクチン接種を義務付けたことをきっかけに、政府に対する抗議活動が各地で続いています。デモ活動に参加するトラックで国境の橋や道路が封鎖され、物流が滞るなどの影響が出ていました。
こうした中、カナダのトルドー首相は14日、事態を収束させるために、政府に一時的に特別な権限を与えることを可能とする緊急事態法を発動しました。地元メディアなどによると、この法律が発動されるのは初めてだということです。
カナダ警察は17日からデモ隊の中心人物を拘束してはいるものの、市警幹部は18日に「デモ隊に負傷者は出ていない」と語り、排除完了には「時間がかかる」と述べ、慎重に進める姿勢を示しています。
《どう見るか》
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