日本人の"先祖"は「古墳時代の渡来人との混血」との研究結果 露骨に偏った学界の"中華補正"に注意せよ！
2021.09.18
研究チームが発表した論文「古代ゲノミクスが明かした日本人集団の三重構造起源」に記されたグラフ。弥生・古墳時代に渡来人が大規模に混血し、現代日本人の遺伝子的起源のかなりの比重が「東アジア」「北東アジア」にあると主張している。
《ニュース》
現代の日本人につながる祖先集団が、古墳時代における大陸人の渡来によって完成した──。こう結論づける研究結果が発表され、話題になっています。
《詳細》
研究結果を発表したのは、金沢大学や鳥取大学などの国際研究チームです。同チームは、縄文人、弥生人、古墳人など計12体の発掘人骨について、ゲノムを解析。それらを、現代の日本人や、東アジア全域の他の遺伝子情報と比較しました。
その結果、研究チームは古墳人のDNAが、現代人と大陸人のDNAと高い類似性を持つと分析します。
日本人の起源論について従来は、「縄文人と大陸からの渡来人が混血した弥生人が、現代の日本人につながる祖先集団である」とする「二重構造モデル」が"通説"でした。
しかし今回の分析を行ったチームは、「縄文人と大陸からの渡来人が混血した弥生人に、"さらに渡来人が混血した古墳人"こそ、日本人につながる先祖集団である」とする、いわば「三重構造モデル」を提唱しました。
《どう見るか》
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