習近平が「世界のネット支配」を指示したとする内部文書が流出 「米企業を利用せよ」との発言も
2021.05.06
画像: Drop of Light / Shutterstock.com
《ニュース》
習近平・中国国家主席が、世界のインターネットを支配するよう中国共産党に指示したとする内部文書を大紀元が入手し報じました。
《詳細》
内部文書は、中国遼寧省政府や同省鞍山市政府のもの。2017年1月に北京で開かれた会議での習氏の発言などを記録したものです。
習氏は、中国共産党が世界のインターネット上の全てのコンテンツを制御し、世界中のコミュニケーションと議論において「発信力」を発揮することを目標とするとしています。
そのために、世界中のインターネットのルールを設定し、世界のインターネット組織の重要な官僚に中国共産党の代理人を設置する、といった指針を示しました。
さらには、目標達成のための最大の対抗勢力がアメリカであり、「インターネットにおけるアメリカとの関係をコントロール」して、ネット領域でアメリカとの「激しい戦争に備える」べきだと訴えました。
そのためには、米国企業を利用すべきともしましたが、具体的な方法については語らなかったとのことです。
《どう見るか》
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
「ザ・リバティWeb」協賛金のご案内
YouTubeチャンネル「未来編集」最新動画