香港から自由が消える 「リンゴ日報」の創業者を国安法で再逮捕
2021.02.19
香港紙「リンゴ日報」の創業者・黎智英(ジミー・ライ)氏。画像:Yung Chi Wai Derek / Shutterstock.com
《ニュース》
香港紙「リンゴ日報」の創業者・黎智英(ジミー・ライ)氏がこのほど、香港国家安全維持法(国安法)に違反した容疑で再逮捕されました。香港メディアによれば、国安法の逮捕者は98人に上るとされます。
《詳細》
黎氏は昨年12月にも、香港の民主化運動への支援を訴えていたことから、「外国勢力」と結託して、国家安全保障を危険にさらした罪で国安法に絡み起訴されています。保釈をめぐる香港高等法院(高裁)での審議が予定される中で、同氏は民主派の活動家の台湾への密航を支援した疑いで再逮捕されました。
高裁は18日、同氏の保釈請求を拒否し、勾留継続を決めています。こうしたことから香港メディアは、今回の再逮捕は保釈を防ぐ狙いがあったと指摘しています。
《どう見るか》
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
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