株価3万円を支える「ワクチンへの過剰期待」と「コロナ縮小シナリオ」
2021.02.16
画像:yoshi0511 / Shutterstock.com
《ニュース》
日経平均株価が、「バブル景気」まっただなかの1990年8月以来、30年6カ月ぶりに3万円を超えたことが、話題になっています。
《詳細》
日経平均は昨年の頭、2.3万円台で推移していました。しかし新型コロナの感染が目に見えて拡大し、「パンデミック宣言」なども出されると、株価は1.6万円台にまで急落します。
ところが、日銀が大規模な金融緩和(上場投資信託購入枠の倍増)を決めるなどしたタイミングでV字回復し、そのままコロナ前の水準を上回って、伸び続けました。
実体経済の「コロナ不況」と株式市場の「コロナバブル」という、二つの言葉が併存する奇妙な状況になっています。
《どう見るか》
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