中国企業BGIがアメリカにコロナ研究所の建設を要請していた! 目的は遺伝子情報収集と米関係者が警告

2021.01.30

《ニュース》

アメリカで新型コロナウィルスの感染が拡大し始めた当初、ゲノム解析分野の大手である中国企業・華大基因組研究所(BGI)がアメリカ政府に、複数の州へのコロナの研究所の建設を要請していました。28日、米テレビ番組「60 Minutes」が報じました。

《詳細》

BGIは、ワシントン州やニューヨーク州、カリフォルニア州で研究所の建設を要請していたといいます。しかし、当時のアメリカ国家情報長官事務所の防諜部門の責任者であるウィリアム・エヴァニナ氏が中国の要請に対して危機感を示していました。

「60 Minutes」の報道によると、エヴァニナ氏は当時、「外国勢力がコロナの研究を通して生体識別情報を集め、保管し、最大限利用する」「中国は、価値がないと思われているようなものを管理しようと躍起になっている」と述べていました。

エヴァニナ氏以外にも同様の指摘をする米政府関係者もいたことから、BGIの要請は実現していません。

ただ、中国企業がすでにアメリカのバイオテクノロジー企業に投資をしており、コロナのパンデミックが起きる前からアメリカの病院と関係を強化していたと、同氏は懸念を示しています。

一方でBGIは「米国でのBGIの活動によって、米国市民の遺伝子データが何らかの形で危険にさらされているという考えは、根拠のないものです」としています。

《どう見るか》

続きは2ページ目へ(有料記事)


タグ: 中国  研究所  新型コロナウィルス  遺伝子データ  DNA  アメリカ  BGI  ゴードン・チャン 

「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
「ザ・リバティWeb」協賛金のご案内

YouTubeチャンネル「未来編集」最新動画



記事ランキング

ランキング一覧はこちら