バイデン氏息子の捜査、選挙中は回避か トランプ陣営、訴訟を続ける理由
2020.12.11
《ニュース》
アメリカのウィリアム・バー司法長官が、ジョー・バイデン氏の息子であるハンター氏をめぐる捜査について、大統領選中は公にならないよう努めていたとする関係者の話を、11日付米ウォール・ストリート・ジャーナル紙電子版が伝えました。
《詳細》
WSJ紙は関係者の話として、バー司法長官が遅くとも今年の春、ビジネスや金融取引をめぐる複数の捜査が行われていることを把握しつつも、捜査が公にならないように努めていたとしています。
「ウクライナ企業の幹部と、ジョー・バイデン氏の面会を仲介した」「中国の軍や情報機関との関係が深い企業から資金を受け取る契約をした」などのハンター氏の疑惑について、米ニューヨーク・ポスト紙が10月14、15日に報じていました。しかし、多くのマスコミはこれを黙殺。FacebookやTwitterはこれらの記事の拡散をブロックしました。
10月20日には、トランプ大統領がバイデン氏とハンター氏についての捜査を、バー司法長官に要求。共和党の下院議員11人もバー司法長官に対し、両氏に関する「独立した特別捜査官の任命」を要求していました。しかし、その後も動きがなく、大統領選を迎えています。
なお、ハンター氏は12月9日、バイデン氏の政権移行チームを通じて声明を発表し、「連邦警察当局からの税務調査を受けている」ことを明らかにしています。具体的な案件は明確にされていませんが、複数の米メディアが「中国ビジネス」に関するものと報じています。
《どう見るか》
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