高浜原発、再稼働に地元同意

2020.11.25

《ニュース》

関西電力の高浜原発1、2号機の再稼働について、福井県高浜町議会が賛成多数で同意しました。

《詳細》

関西電力は、2021年3月に1号機を、5月に2号機を再稼働する見通しです。再稼働には今後、高浜町長、福井県議会、県知事の同意が必要ですが、11年から停止したままのため、再稼働が実現すれば10年ぶりのこととなります。運転開始から40年を超える原発の再稼働に地元の議会が賛成した例としては全国で初めてです。

再稼働が実現すれば、関西電力は1基あたり月25億円程度、年間600億円程度、それぞれ費用を圧縮できるとみられています。

今月19日には、鹿児島県の薩摩川内(さつませんだい)市にある川内原発1号機が、「特定重大事故等対処施設」の完成を受け、発電と送電を開始しています。福島第一原発の事故後、新しい規制基準が設けられ、テロ対策のための施設が必要となっていたためです。川内原発の2号機についても、12月には施設が完成し、その後、発電を再開する見込みです。

《どう見るか》

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タグ: 再稼働  安全保障  太陽光発電  火力発電  高浜原発  川内原発  排出量 

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