【最終回】信仰革命 【HSU・木村貴好氏の連載「生命の探究に向けて」】
2020.11.15
HSU未来産業学部 アソシエイト・プロフェッサー
木村 貴好
(きむら・たかよし)1971年、埼玉県生まれ。筑波大学第二学群生物学類卒。同大学院修士課程(環境科学)修了、同農学研究科博士課程単位取得後退学。博士(農学)。応用昆虫学分野の研究を行う。農業生産法人、茨城県農業総合センター生物工学研究所を経て、2008年、幸福の科学に奉職。現在、ハッピー・サイエンス・ユニバーシティの未来産業学部アソシエイト・プロフェッサー。「自然と環境」「基礎生物B」などの授業を担当。著書に『スピリチュアル自然学概論』。
長らく本連載にお付き合いくださり、誠にありがとうございます。今回が最終回です。
最後は、『繁栄の法』(大川隆法著、以下の著作も同じ)第5章「信仰革命」の内容に沿って、まとめたいと思います。第1節には「根深く残っている唯物思想」という節題がついています。
「マルクスの思想には、どうしても看過できない根本的な間違いがあります。それは『物しかない』という唯物論思想です。『この世における道具として、物を有用なものにしよう』という思想であれば、人類に奉仕する考え方にもなりますが、『物しかない』という思想にまでなってしまうと大変なことです。そうなれば、宗教や哲学ばかりでなく、人生観そのものが要らなくなり、人間にとって、『機械としてどう生きるか。ロボットとしてどう生きるか』ということがすべてになってしまいます」
ここでは、脳死問題についても説かれています。脳死問題には唯物論が結び付いていますが、唯物論を標榜している国家では、この問題がエスカレートしてブレーキが効かない状態になっています。
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
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