大いなる念いの顕現(1) 【HSU・木村貴好氏の連載「生命の探究に向けて」】
2020.04.14
HSU未来産業学部 アソシエイト・プロフェッサー
木村 貴好
(きむら・たかよし)1971年、埼玉県生まれ。筑波大学第二学群生物学類卒。同大学院修士課程(環境科学)修了、同農学研究科博士課程単位取得後退学。博士(農学)。応用昆虫学分野の研究を行う。農業生産法人、茨城県農業総合センター生物工学研究所を経て、2008年、幸福の科学に奉職。現在、ハッピー・サイエンス・ユニバーシティの未来産業学部アソシエイト・プロフェッサー。「自然と環境」「基礎生物B」などの授業を担当。著書に『スピリチュアル自然学概論』。
◎ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ(HSU)未来産業学部のホームページ
http://future-industry.happy-science.university/
前回、前々回は、「大いなる、一なる生命」について述べました。
生命の大樹、宇宙樹がなければ、この大宇宙はとても運行できない──。透徹した目を持つ、あるいは宗教的な体験をすることにより、そのことが分かるようになります。エントロピーがただ増大していくだけであれば、どうしてこのような美と秩序と調和の世界ができあがるでしょうか。
大川隆法・幸福の科学総裁は、著書『 人生の王道を語る 』でこう述べています。
「 全人類の魂は、あるいは人類だけでなく、動物、植物をも含めた魂は、大宇宙的な視点から見たときに、巨大な一本の大木であるということを忘れてはならないということなのです。すべての生命は、三次元的な目によって見るならば、バラバラのように見えます。一本一本の根が違うように、一枚一枚の葉っぱが別のように、違って見えますが、より巨大な目で見たら、霊的な目で見たら、一本の巨大な樹木そのものであるということなのです 」
「幹から枝分かれした生命」が実在のものであり、この幹と枝のつながり全体が進化しているのだと思います。進化とは決して、一枚の葉っぱが隣の葉っぱの光を奪うように育つことではなく、生命に備わった原理、さらに言えば「宇宙の法則」の中に位置づけるべき現象なのです。
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
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