宏洋氏が繰り返す信仰の冒涜 逆恨みや嘘を広げる無益さ - Opinion
2020.02.28
2020年4月号記事
Opinion
宏洋氏が繰り返す信仰の冒涜
逆恨みや嘘を広げる無益さ
幸福の科学の誹謗・中傷を繰り返してきた宏洋氏の行動がエスカレートしている。
最近では、幸福の科学の根本経典「仏説・正心法語」を玩具のめんこに見立てて遊ぶ動画をアップした。これは聖書やコーランをめんこにするのと同じで、普遍的な信仰の冒涜だ。
さらに、動画では宏洋氏の仲間が障害者手帳をめんこにして非難が殺到。一連の動画について、宏洋氏は「知らねえよ」と言い、障害を持つ方々をさらに傷つけている。
ほかにもさまざまなメディアを使って嘘を拡散しようとしているようだが、そもそも、これまでの宏洋氏の主張は、事実と異なる点や嘘に満ちている。
仕事能力の不足と逆恨み
宏洋氏は、「大川隆法総裁が女優・千眼美子氏との結婚を強制し、それを断ったことに激怒した」ことを理由に教団を飛び出したと語っている。
しかし、それは嘘だ。宏洋氏は当時、幸福の科学グループの芸能事務所の社長をしていたが、所属する他の女性タレントとの結婚を認めるよう大川総裁に求め、それをたしなめられたに過ぎない。記憶がまったくすり替わっている。
しかも宏洋氏は当時、週に1回しか出勤せず、決裁も滞る状態が続いた。自身が主役を務める映画の撮影期間中に別の舞台への出演を優先し、大損失を出すなど経営判断もできなかった。幸福の科学の仕事の要求水準についていけなかったのだ。その中で女性問題を起こし、パワハラを繰り返して、社長退任に至った。
幸福の科学や大川総裁への誹謗・中傷は、逆恨みにより、自分を正当化しているに過ぎない。
師と弟子の関係
宏洋氏は、家庭環境において親子なのに大川総裁から遠ざけられたことを挙げて、異常だったと指摘する。
だが、そもそも宗教の教祖と弟子は、家族といえども常に接点を持てるわけではない。
教祖の周りは、男女を問わず巫女の役割を果たす修行者が支える。大川総裁の家族も、宗教修行をしながらその役割を担っているが、修行が十分でない家族とは距離を取らざるを得ない。
一般的にも、自宅で仕事をする経営者などの場合、仕事中に子供が遠ざけられることはよくある。そもそも、宏洋氏は高校に入った頃には家族が集まる夕食にも加わらなくなっており、実は大川総裁について知らないことが多い。
宏洋氏が「虐待を受けた」と訴えている内容については、実母との関係上起きたことを大川総裁の方針であると誤解していたり、しつけを受けたことが誇張されたりしているに過ぎないことを、他の弟妹も指摘する。
本業を確立し、健全な道を
宏洋氏は、なぜ幸福の科学で仕事ができなかったのか。
幸福の科学は、教えを学び、心の修行を進めることで一人ひとりの魂を救済することを目指している。近年では中国の覇権主義を押さえつつ、アメリカ・イランの衝突を防ぐ必要性にまで言及。世界の人々の幸福に責任を持とうとしている証だ。
しかし、宏洋氏は自分のことしか考えていない。後継者を目指し、周囲にも吹聴していたが、宗教修行に打ち込まずしてそうした立場に立てるはずもない。
宏洋氏の発言は、自分の未熟さを他者に責任転嫁しているだけと言わざるを得ない。心あるメディアなら、宏洋氏の逆恨みや嘘を広げることに同調する無益さを理解できるだろう。
宏洋氏が異常な行動を止めて本業を発見・確立し、健全な道を歩むことを祈りたい。
【宏洋氏の主張】 | 【真実】 |
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大川総裁から「 東大早慶以外は大学ではない 」と言われた | 大川総裁は、そのような発言はしておらず、東大模試でA判定を取っていた娘の咲也加氏に、「他の大学のほうが合うのではないか」と勧めている |
「 後継ぎと言われていたのに外された 」 | 教団として、一度も 後継者と正式に決定した事実はない |
「 大川総裁に千眼美子氏との結婚を強制され、断った 」 | 宏洋氏が自分で霊言を行った際に、千眼氏との結婚をほのめかす発言があった。 それが大川総裁の発言だったと 記憶がすり替わっている |
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
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