地球環境論の見方(2)~地球温暖化について~ 【HSU・木村貴好氏の連載・番外編】
2020.01.20
HSU未来産業学部 アソシエイト・プロフェッサー
木村 貴好
(きむら・たかよし)1971年、埼玉県生まれ。筑波大学第二学群生物学類卒。同大学院修士課程(環境科学)修了、同農学研究科博士課程単位取得後退学。博士(農学)。応用昆虫学分野の研究を行う。農業生産法人、茨城県農業総合センター生物工学研究所を経て、2008年、幸福の科学に奉職。現在、ハッピー・サイエンス・ユニバーシティの未来産業学部アソシエイト・プロフェッサー。「自然と環境」「基礎生物B」などの授業を担当。著書に『スピリチュアル自然学概論』。
◎ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ(HSU)未来産業学部のホームページ
http://future-industry.happy-science.university/
本記事は、連載途中の「生命の探究に向けて」の番外編(3回分)です。テーマは地球温暖化で、今回は2回目。
温室効果ガスは、太陽光の熱の一部を大気にとどめる役割を果たしており、これがなければ、地球の気温はマイナス19℃程度になると見積もられています。地球に生物が存在できるようにしているわけですが、そのうちの一つである二酸化炭素の量については、地球温暖化の問題と絡めて、さまざまな議論があります。
その代表的な論調は、「地球は温暖化しており、その原因は産業革命以降、人類が排出してきた二酸化炭素だ。このままであれば、21世紀末までに平均気温が最大4.8℃も上昇し、さまざまな危機的な状況がもたらされる」というものです。よくマスコミなどで取り上げられているので、「常識」になっていることでしょう。
一方で、これらの主張を批判する識者もいます。「懐疑派」などとレッテルを貼られることも多いですが、その論点について、見てみたいと思います。
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
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