ローマ教皇の「核兵器の保有は倫理に反する」発言をどう考える
2019.11.28
ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が、38年ぶりに日本を訪れました。
被爆地である長崎と広島を訪問し、東日本大震災の被災者との交流や東京ドームでの大規模ミサなども行って、多くの人々を勇気づけました。
一方で教皇は、広島で次のようなスピーチをしています。
「戦争のために原子力を使用することは、現代において、犯罪以外の何ものでもありません。人類とその尊厳に反するだけでなく、わたしたちの共通の家の未来におけるあらゆる可能性に反します。原子力の戦争目的の使用は、倫理に反します。核兵器の保有は、それ自体が倫理に反しています。(中略)真の平和とは、非武装の平和以外にありえません」
つまり、たとえ抑止力としてであっても、核保有することはダメだということです。この教皇の主張について、どう考えればいいのでしょうか。
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