米海軍がUFO映像は「本物」と認める 著名物理学者も「UFOの可能性」指摘
2019.09.21
写真はイメージ。
《記事のポイント》
- 話題となった3本の映像
- 著名物理学者ミチオ・カク氏も「宇宙人の可能性」を指摘
- 米政府で公式なものになりつつあるUFO
米海軍の演習中に多くの兵士によって何度も目撃されたUFOの映像が、2017年に一般公開され、ニューヨークタイムズやワシントンポストなどの米大手メディアをはじめ、世界中で報道され大きな話題となった。
その映像について、このほど米海軍の広報官が、確かにアメリカの戦闘機パイロットによって目撃された本物の映像であると認めた。情報公開法による開示請求によって多くのUFO情報を入手、公開しているUFO研究者のサイト「The Black Vault」のインタビューに答えた形だ。
話題となった3本の映像
サイトの記事によると、「公開された3本のUFOの映像は本物であること。ただし、UFOが宇宙人の飛来であるとは言っていない。また、これらのビデオは機密扱いではなかったが、一般公開の許可もしてはいなかった」「海軍はこれらのビデオに写っている飛行物体をUAP(Unidentified aerial phenomena: 未確認空中現象)として指定した」という。
これら米海軍が遭遇して記録したという3本の映像とは、(1)2004年カリフォルニア沖で空母ニミッツから捉えた映像、(2)2015年にフロリダ沖で演習中だった空母セオドア・ルーズベルトから捉えた映像、(3)日時と場所が特定されてはいないが、それぞれ戦闘機スーパーホーネットに搭載された高等赤外線前方監視装置が捉えた映像だ。
・ 2004年カリフォルニア沖で撮影されたUFO。 最後に突如猛スピードで移動する。
・ 「GIMBAL」ジンバル(1つの軸を中心として物体を回転させる回転台の一種)と名付けられた飛行物体。 途中で回転しているが、このような動きは通常できない。興奮した声も記録されている。
・ 「Go fast」あるドキュメンタリー番組では「かっ飛び」と訳されていた2015年の動画
これらの動画は、民間のUFO団体「To The Stars Academy of Arts & Science」が2017年に公開して以降、視聴が700万回を超え、大手メディアでもいまだに話題が途絶えない。
また、世界中でUFO団体が年間行事としてUFO会議を開催しているが、大きな会議ではこの最新情報の関係者が引っ張りだこ。ヒストリーチャンネルでは、すでにこれら関連の番組が放映されている。
著名物理学者ミチオ・カク氏も「宇宙人の可能性」を指摘
この動画のUAPの正体については、2つの可能性が指摘されている。
1つは海外(中国やロシア)からの脅威、もう1つが宇宙人の飛来である。軍関係者は公式には何も言わないが、あまりにも想定外の動き(ジグザグに飛行、急発進、回転、急停止、消滅など)をするために、地球外のテクノロジーであると思わざるを得ない。
例えば、9月6~8日にスペインのバルセロナで開催されたUFO会議「THE UFOLOGY WORLD CONGRESS(UFO学世界会議)」において、著名な物理学者ミチオ・カク氏は、それらについて、「一流の科学者ですら困惑するような人類の最先端のテクノロジーか、地球外文明の可能性」と発言。「宇宙人の可能性も1つ机上に置いておかねばならない」とした。
米政府で公式なものになりつつあるUFO
これまでに本欄でも伝えたが、米海軍は、もれなく兵士がUFOの目撃を報告できるガイドラインを作成し始めた。また、米議会ではUFOのブリーフィング会議が行われ、トランプ大統領も出席したと発言している。UFOは「公式な存在」になっている。
国際社会においても、今後、宇宙空間が戦場になることも想定されており、各国が宇宙軍を創設し始めている。宇宙に進出する際、今以上にUFOは避けて通れない存在となることは明らかだ。一刻も早く、日本も目覚めるべきだ。(純)
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