『「月刊WiLL」立林編集長リーディング』が発刊 マスコミ人の本心を知ることは公共の利益
2019.08.17
保守系の月刊誌「WiLL」は、参院選前後の2号にわたり、ユーチューブで幸福の科学の誹謗中傷を続ける大川宏洋氏の記事を掲載した。
それに伴い、大川隆法・幸福の科学総裁は7月末、同誌の立林昭彦編集長の守護霊霊言を収録。このほど、同霊言を収録した『「月刊WiLL」立林編集長リーディング』が発刊された。
東京スポーツ新聞(14日付)には、その書評が掲載され、見出しにこう記された。
「参院選前後に幸福の科学の批判記事を掲載したWiLL誌の『立林昭彦編集長の守護霊へのインタビュー』を実施」。
東京スポーツ新聞(14日付)の記事。
記事は、「同書によると、『守護霊とは自分自身の魂の一部であり、守護霊の霊言はいわば本人の潜在意識にアクセスしたものであり、その内容はその人が潜在意識で考えていること』」と指摘。
また、「立林編集長の人物、考え方、スタンスを探る」「宏洋レベルの言説を載せた、その見解と判断」などの内容を紹介し、「批判記事掲載の"本当の理由"について迫っている」と締めくくった。
マスコミ人の本心を知ることは、公共の利益にかなう
これまで大川総裁は、大手新聞社主筆、週刊誌編集長、NHK会長など、マスコミ関係者の守護霊インタビューを数多く収録してきた。
例えば、2012年9月に元朝日新聞主筆の若宮啓文氏の守護霊霊言を収録し、2016年4月には死後2日経った同氏の霊言を収録。朝日ジャーナリズムをけん引してきた人物の歴史観や国家観、人生観を明らかにし、朝日新聞の報道にミスリードがあることを示した。
また、本誌は2013年10月号で、当時、「WiLL」の名物編集長だった花田紀凱氏(現「月刊Hanada」編集長)を取材した。花田編集長は霊言について、「何冊かはパラパラと読んでいるし、新潮や文春関係者の霊言はちゃんと読みましたよ。面白いなとは思うんだけれども。自分がこれ、やられたら困っちゃうなと(笑)」と語っていた。
本誌が発刊されて約1カ月後、「守護霊や霊言をどう考えているか」という本心を探るため、大川総裁は花田編集長の守護霊霊言を収録した。花田編集長の守護霊は「困ったなあ」と、地上の本人と同じ言葉を連発した。
2012年9月にはNHK幹部の守護霊霊言を収録し、「なぜNHKは反日的報道をしたがるのか」などについて聞いた。その後、三井物産元副社長だった籾井勝人氏がNHK新会長に就任し、偏向報道にメスを入れることとなった。2014年1月、籾井氏の守護霊霊言も収録され、「NHKに必要なのは、国益にかなう公平な報道だ」と語った。
偏向報道や成功者叩き、部数至上主義──。マスコミ民主主義には、意外な落とし穴がある。その意味で、マスコミ関係者の本心を知ることは公共の利益にかなう。
『「月刊WiLL」立林編集長リーディング』でも、「月刊WiLL」に保守雑誌としての公平性があるのか、ジャーナリズムとしての使命を果たそうとしているのかなどの問題点が白日の下にさらされている。
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