女性の高学歴化が進むイラン 「文化様式」を改革し、「繁栄・発展の方法」を学ぶ
2019.07.30
首都テヘランなどの都市部には、オシャレなイラン人女性が多い。
欧米メディアの影響を受けやすい日本のメディアの情報に、日ごろから慣れ親しんでいると、イランに対して、「女性の自由が抑圧されている」というイメージを持つ日本人も多いのではないでしょうか。
2018年に世界経済フォーラムが発表した「世界男女格差年次報告書」では、男女平等において149カ国中142位でした。
しかし、イランの女性は、一定の自由を得ています。
例えば、成人女性の70%以上が携帯電話を持っていますし、インターネットを使っているイラン人口約3890万人のうち、半数が女性です。あらゆる選挙で、投票者の半数は女性が占めています。
女性が車を運転する光景を目にするのは、日常茶飯事のこと。着用が義務付けられているヒジャブ(スカーフ)も、オシャレでカラフルなものになっており、ハリウッド女優に憧れて髪をブロンドに染めているイラン人女性もたくさんいます。
また、女性の高学歴化も進んでいます。
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