地震と「政治の乱れ」の関係

2011.03.12

11日午後2時46分ごろ、三陸沖を震源とする観測史上最大規模の地震が起きた。時間が経つにつれ、テレビやインターネットで続々と各地の被害が報じられている。被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げたい。

今回の大地震で1995年1月の「阪神大震災」を思い起こす人も多いかもしれない。本誌「ザ・リバティ」の創刊は、阪神大震災発生直後の95年3月。創刊特集記事は「神戸は世紀末現象の始まりである」だった。

この中で、平安時代以降の日本でマグニチュード6以上の大地震が起きたときは、必ず国内の政治・文化の中心地で混乱が起きていたという相関関係を示した。1100年ごろは藤原氏や源平が勢力争いを繰り広げた京阪神に大地震が集中、鎌倉に政権が移る1200年前後には関東、政権が京都に戻った南北朝から室町時代にかけては再び京阪神……。「政権の中心地、特に人の心が乱れる政権交代の時期に地震が多発している」と結論づけている。

幸福の科学の大川隆法総裁は著書『太陽の法』などで、地球が一つの意識体(地球意識)であり、人心が荒廃すると、この意識が地震や津波など天変地異のかたちで浄化作用を起こす場合があることを明らかにしている。

阪神大震災発生時は社会党を中心とする村山政権であり、現在も左翼的な考え方の強い菅民主党が政権の座にあることは、決して偶然ではないだろう。(格)

参考書籍:『太陽の法』( http://www.irhpress.co.jp/detail/html/H0188.html

関連記事:2008年10月号「天変地異の時代」( http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=1040

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