北の核実験場廃棄は単なる「政治ショー」 非核化には1ミリも近づかない

2018.05.16

北朝鮮が豊渓里(プンゲリ)にある核実験場の坑道を爆破し、同実験場を閉鎖することを発表しました。今月23~25日に実施し、この様子を外国メディアにも公開するとしています。

これを受けて韓国大統領府は「核なき朝鮮半島への道のりの最初の祝砲になることを願う」と歓迎し、アメリカのトランプ大統領も「賢明で丁重な意思表示だ」と評価しています。実際に核実験場を廃棄するということで、期待が膨らんでいます。

しかし、核実験場廃棄の意味合いからすれば、これは単なる「政治ショー」であって、「非核化の第一歩」にはなりません。

本欄では、今後の非核化のニュースが、どの程度の実効性を伴うものなのかを知るためにも、核兵器のつくり方を簡単に解説します。

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