神がかる瞬間(3) 神がかるために必要な「向上心」と「自然体」

2018.05.15

伊地知 宏幸

(いじち・ひろゆき)作陽音楽大学オペラマイスタークラスを卒業後、研究員として2年在籍。1990年に渡欧し、1993年、「フィガロの結婚」のフィガロ役でオーストリアのシェーンブルン歌劇場でデビュー。1999年よりウィーン国立歌劇場合唱団員。

近年、「神ってる」「ゾーンに入る」などの言葉が流行りました。

「一流」と呼ばれる人々は、ある種の無心状態になった時、かつてない実力を発揮することがあります。まるで神霊が人に乗り移ったかのように、尋常でない能力を発揮することを「神がかる」と言いますが、それに近い状態と言えるでしょう。

どのような分野でも、神がかったものは多くの感動を呼びます。その瞬間には一体何が起きており、彼らはどのようにそうした境地に達するのでしょうか。

3回目の今回は、「神がかる瞬間」を体験した一人である、ウィーン国立劇場で活躍するオペラ歌手、伊地知宏幸氏のインタビュー後編をお届けします。

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