新型出生前診断が始まって5年 障害を持って生まれることの意味

2018.04.23

妊婦の血液を調べ、胎児にダウン症など3種類の障害があるかどうかを調べる「新型出生前診断(NIPT)」(精度は約100%)が日本で行われるようになり、5年が経ちます。

従来の「羊水検査」や妊婦の血中ホルモンと超音波による「超音波マーカー検査」よりも、リスクが低く精度が高い検査で、これまで約5万組の夫婦がこの検査を受けました。

さらに、新型出生前診断で子供に障害があると分かった夫婦のうち、95%以上が人工中絶を選んでいます。

2017年冬に放送されたドラマ「コウノドリ」でも、出生前診断がテーマとして扱われており、注目度の高さが伺えます。これについてどう考えるべきなのでしょうか。

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