AI時代 作曲とは感じたものを誠実に表現すること 音楽家・水澤有一氏インタビュー(後編)
2016.10.15
水澤有一
プロフィール
(みずさわ・ゆういち)1960年新潟県生まれ。音楽理論を独学で習得し、シンセサイザーの多重録音を研究。映画「太陽の法」「黄金の法」「永遠の法」「NHKスペシャル始皇帝」「ハウステンボス」など、数々の映画音楽、CM音楽、イベント音楽を手がけている。
最近、人工知能(AI)のニュースが連日のように報道されている。目覚ましい勢いで発展するAIは、果たして人間を超えるのか――。
本誌11月号では、各界の仕事のプロたちに、「あなたの仕事、AIにできますか?」と尋ね、AI時代に人間の仕事がどう変わるかを探った。本誌には掲載しきれなかったインタビューを、本欄で紹介する。
今回は、音楽家として活躍する水澤有一氏のインタビュー後編。
人間の耳を満足させるのは結構たいへん
――人工知能(AI)が思いもよらないスピードで発達しているので、いろんな仕事がとって代わられるのではないかと恐れられています。
水澤: それは結果をみてみないとわからないですけどね。ただ、音楽をつくるというのは結構な作業なんですよ。要するに、曲を構想しますよね。それを音符で構成しますよね。
で、それを実際のイメージに近づけるためにいろいろ作業するわけです。
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
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