「総選挙」の意味がなかったAKB48の新曲 本物の衆院選も意味がない?

2011.01.30

いまをときめくアイドルグループ「AKB48」の新曲「桜の木になろう」がファンの間で騒ぎになっている。

原因は、この曲のセンターポジションが前田敦子さんに決まったことだ。AKB48は人気投票「AKB48総選挙」を開催し、前田さんは2009年に1位を獲得してから、ほとんどの曲でセンターをキープした。2010年6月の「総選挙」では大島優子さんが1位を獲得したため、次の選挙まで大島さんがセンターだと思っていたファンから「選挙は何のためだったのか」と怒りの声が爆発している。

それをいうなら、民主党に対しても同様の怒りの声が出てもおかしくない。2009年の衆院選で当時の鳩山由紀夫民主党代表が「4年間は消費税を上げない」と公約して政権を奪取したにもかかわらず、菅再改造内閣では消費税増税が持論の与謝野馨氏を経済財政担当大臣に起用し、24日に行われた施政方針演説では、菅直人首相が消費税増税論議に取り組む決意を表明した。

公約がいとも簡単に破られる選挙なら、選挙しても意味がない。AKB48のファンとともに声を大にして言いたい。「選挙は何のためだったのか」。(吉)

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