死は「あの世への旅立ち」 高額医療はどこまで必要か - ニュースのミカタ 4

2016.05.30

2016年7月号記事

ニュースのミカタ 4

医療

死は「あの世への旅立ち」

高額医療はどこまで必要か

政府の財政のあり方を検討する審議会で、ある薬の値段が話題に上りました。がん治療薬「オプジーボ」です。日本で新たに開発されたがんの免疫療法薬で、皮膚や肺のがんの治療に使用され始めました。

この薬を用いた治療には患者1人あたり、年間3500万円もの費用がかかります(注1)。そのうち患者が負担する医療費は月に約8万円、年100万円程度で済みます。国民皆保険と、医療費が一定額を超えると払い戻される高額療養費制度の恩恵で、差額は国民の税金や保険料で賄われるためです。

(注1)体重60キロの患者に年26回の使用を想定。

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タグ: 財政  高額医療  ニュースのミカタ  オプジーボ  終末医療  医療費  2016年7月号記事  破綻 

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