信仰があったから、生き延びられた ~文化大革命の生存者 リ・スクールランド氏インタビュー(2)

2016.05.19

1965年5月、中国で文化大革命が始まりました。文化大革命とは、毛沢東の指導の下で起きた政治闘争で、10年間続きました。共産党員が思想統制や暴行、財産の没収などを行い、毛沢東への個人崇拝を強制しました。今もまた、当時と似たような状況にあります。

文化大革命を経験したリ・スクールランドさんに話を聞きました。彼女は、「自由」という貴重な価値が失われる時、その重要さが分かるということを教えてくれています。

「人を人として扱わない」中国政府

リ・スクールランド氏(以下、リ): 私の父も刑務所に入れられ、母は頭の片側は髪が切られ、もう片側は髪を剃られました。醜く見せるためです。母は首に「国民の敵」という意味のプラカードがつけられ、通りにまで連れていかれました。

続きは2ページ目へ(有料記事)


タグ:
「ザ・リバティWeb」協賛金のご案内

「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
「ザ・リバティWeb」協賛金のご案内

YouTubeチャンネル「未来編集」最新動画



記事ランキング

ランキング一覧はこちら