VW不正問題から見る各国の思惑 利己主義から経済発展は生まれない
2015.11.22
ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の排ガス検査での不正をめぐり、アメリカ環境保護局(EPA)は20日、VWが、傘下の「アウディ」や「ポルシェ」での不正についても認めたことを明らかにしました。
アウディもポルシェも、VWグループの筆頭ブランド。販売台数と利益額を見ると、VWが470万台で約4000億円、アウディが135万台で約7000億円、ポルシェが16万台で約3600億円。アウディの圧倒的な利益額とポルシェの利益率の高さがうかがえます。
VWグループ一番の稼ぎ頭の「アウディ」や、利益率トップの「ポルシェ」にも不正があったというニュースは、VWグループの経営に大きな打撃を与えることが予想されます。
実は今回の事件は、単なるVWの不正だけでは片づけられないところがあります。この背景で絡み合う各国の思惑を見ていきましょう。
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