タグ「高間智生」の記事一覧
2024.07.21
母子家庭の崩壊を通じて、親の責任、家族の意味と価値を問いかける映画 『SCRAPPER/スクラッパー』【高間智生氏寄稿】
母親の死によって、初めて父親ジェイソンと一緒に住むことになった12歳の少女ジョージー。反発しあい、互いに相手の必要性を認めることを拒んでいた2人が、次第に家族であることの意味や価値に目覚めていく姿をイギリス映画らしいユーモアとウィット、そして社会批判を取り混ぜて描いた作品だ。
...2024.07.13
ファシスト政権下のイタリア海軍に息づいていた"武士道精神"を描いた潜水艦映画 『潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断』【高間智生氏寄稿】
第二次大戦中、イタリア海軍サルヴァトーレ・トーダロ艦長に率いられた潜水艦コマンダンテ・カッペリーニが、沈めた敵国船の乗組員を救助したという実話を基に、極限下においても決して失われることのなかった海の男たちの誇りを描いた重厚な戦争秘話。
...2024.07.06
悲惨な災害・事故、テロが相次ぐなか、残された者に託された使命を描いたアニメ映画『ルックバック』【高間智生氏寄稿】
多くのアニメーターが犠牲となった京都アニメーション放火事件(2019年)。前途有望な若者たちが、いわれのない悪意によって突然命を絶たれた。
...2024.06.30
なぜ「私の命は大丈夫」なのか? 大ヒット映画『ディア ファミリー』 その原作との違いから見えてくる宗教・信仰への無理解さ【高間智生氏寄稿】
1970年代。小さな町工場を経営する坪井宣政と妻・陽子の娘である佳美は生まれつき心臓疾患を抱えており、幼い頃に余命10年を宣告されてしまう。
...2024.06.23
なぜ「聖地」への巡礼が世界の人々の心に響くのか 映画「青春18×2 君へと続く道」から見えてきたもの【高間智生氏寄稿】
リバティ本誌6月号で紹介されていた映画「青春18×2 君へと続く道」を観てきた。
...2024.06.09
36歳になる韓国男性と、韓国系アメリカ人の女性の間の24年間にわたる、まったくの純愛を支えた、パストライブス(過去世)への想い。 映画「パストライブス 再会」【高間智生氏寄稿】
ソウルに暮らす12歳の少年ヘソンと少女ノラは、とても仲が良く、いつも一緒にいて惹かれ合っていた。しかし、ノラが、映画監督をしている父の都合で家族でカナダに移住することになり、突然の別れを迎える。
...2024.05.26
映画「ミッシング」 行方不明の娘探し、マスコミも、ネットも頼りにならないことを悟った母が、最後にすがったものとは【高間智生氏寄稿】
6歳になる一人娘が行方不明になり、ビラ配りをして必死になって探す夫婦。6カ月が過ぎ、生存の可能性は刻一刻と低くなっていく。
...2024.05.12
「なぜ生きるのか?」を教えてくれる障がい者という貴重な存在を25年かけて描いたドキュメンタリー映画 「イーちゃんの白い杖」【高間智生氏寄稿】
静岡県焼津市に暮らす、生まれつき目が見えないイーちゃん(小長谷唯織)と、重い障がいをもつ2歳下の弟・息吹。遡ること25年前、盲学校に通うイーちゃんは次第に「どうして自分だけ違うのか」と疑問を抱き始める。
...2024.04.28
「見せたいものを見せる」という呪術の本質と呪い返しを描いた映画「陰陽師0」【高間智生氏寄稿】
平安時代に実在した陰陽師・安倍晴明の活躍を描いたベストセラー小説「陰陽師」シリーズを原作に、晴明が陰陽師になる前の物語を、原作者・夢枕獏の全面協力のもと完全オリジナルストーリーで映画化。
...2024.04.18
霊界の生まれ変わりセンターと人生のきらめきを描いた映画 「ソウルフル・ワールド」【高間智生氏寄稿】
ニューヨークでジャズ・ミュージシャンを夢見る音楽教師ジョーは、夢が叶う直前にマンホールに落下して命を落としてしまう。地上に未練が残る彼が迷い込んだのは、魂(ソウル)たちが地上に生まれる前に「どんな自分になるか」を決める世界だった。
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