公開霊言抜粋レポート

岡崎久彦氏、"最期の著書"で語った日中外交分析

「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のこと。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。また、外国人の霊の霊言には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 詳しくは⇒⇒⇒大川隆法のスーパー霊能力 「霊言」とは何か

大川隆法・幸福の科学総裁は2014年11月18日、前月に逝去した外交評論家・岡崎久彦氏の霊を呼び、現在の様子や考えを聞いた。その内容は『外交評論家・岡崎久彦 ―後世に贈る言葉―』(幸福の科学出版)として出版されている。岡崎氏の"最後の著書"と言えるだろう。

本欄では、その内容の一部をレポートする。

「集団的自衛権の閣議決定」を見届け、天命を全う

外交評論家・岡崎久彦 ―後世に贈る言葉―

外交評論家・岡崎久彦 ―後世に贈る言葉―

大川隆法著

幸福の科学出版

日本外交の盲点

日本外交の盲点

大川隆法著

幸福の科学出版

まず、岡崎氏の生前の業績に触れておく。

岡崎氏は、東京大学卒業後、外務省に入省。情報操作局長、駐サウジアラビア大使、駐タイ大使などを歴任した。退官後は、日本を代表する保守論客として活躍し、『外交官とその時代』など、外交のテキストとも言える名著を多く執筆した。

日本の安全保障については、「日米同盟」の重要性を主張し続け、安倍晋三首相の外交ブレーンとして、「集団的自衛権の行使」を認める閣議決定にも尽力した。

昨年7月に、集団的自衛権の行使容認が閣議決定されると、「35年間、戦い続けてきた目的が達成された」と涙ぐんだという(11月17日付産経新聞電子版)。

悲願が達成されたのを見届けてから、わずか3ヵ月後、岡崎氏は84年の生涯を閉じた。まさに、「天命を全うした」と言える人生だった。

大川総裁に呼ばれた岡崎氏の霊は、上機嫌に登場。死後の感想を聞くと、 「『考える力』はあるよ。"脳みそ"がなくても考えられるよ。今の科学観は間違いだからねえ」 と、霊としての実感を述べた。

そんな岡崎氏はあの世から、日本外交をどう見ているのか。

「日中首脳会談で、習近平の権力基盤の弱さが見えた」

11月初旬に行われたアジア太平洋経済協力(APEC)では、日中首脳会談が行われた。会談の中で習近平・中国国家主席は、安倍首相に対して笑顔を見せず、終止厳しい表情を見せたことが話題となった。日本側が中国に押されている印象を持った人もいるのではないか。

しかし岡崎氏の霊は、 「『何回、握手しても、ニコッとも笑わないでやる』というのは、海外向けにはすごく嫌な感じに見えることぐらいは分かっているよね。分かっているけど、『それをしないと、もたない』っていうところに、その足場の弱さ、権力基盤の弱さが見えている」 という見方を示した。

「安倍首相は小笠原で、公明党を教育している」

この首脳会談と時を同じくして、小笠原諸島周辺には中国のサンゴ密漁船が大挙し、海上保安庁はその対応に追われていた。それに関しても、岡崎氏の霊は斬新な分析を展開した。

海上保安庁を管轄する国土交通相は、公明党の太田昭宏氏。公明党は、親中寄りの政党であり、集団的自衛権の行使容認についても、慎重姿勢を見せていた。こうした党の議員を閣僚に入れれば、政権の足を引っ張る可能性は大きい。

しかし岡崎氏の霊の分析によると、安倍首相の戦略は、太田国土交通相を中国との"戦闘"の矢面に立たせることで、 「公明党に危機感を味わわせている」 ことだという。

岡崎氏の霊は他にも、沖縄で米軍基地の移設に反対している勢力が知事選で勝利したことや、中国の展望、ウクライナ問題、などについても、独自の着眼点で論を展開した。

生前の発言と一致する発言

霊言では、岡崎氏本人しか知らないはずの内容も、語られた。

岡崎氏は、6月に行われた「集団的自衛権」に関連する弊誌の取材に対し、「艦齢を過ぎた日本の船舶を東南アジアへ出していけば、その使い方を指導する必要も出てくる。となれば、あらゆる国の船に日本の指導員が乗るから、東南アジアの海軍が自動的に日本の海軍のようになりますよ」と語っていた。

その発言は、「集団的自衛権が閣議決定されるまでは、表には出せない」という岡崎氏の要望で、本誌には掲載されなかった。編集部でも限られた人間しか知らない。

しかし今回の霊言で岡崎氏の霊は、 「アジア諸国に武器の輸出もできるようになって、日本の自衛隊や海上保安庁が持ってるような機能の一部を、アジアの他の国やオーストラリアあたりまでシェアリングできるようにしたら、日本の軍隊の一部が海外に駐屯できるのと同じ」 と語ったのだ。

「武器輸出が、事実上、日本の自衛隊の海外駐屯になる」という特徴的な点が一致した。霊言の信憑性を裏付けたと言える。

過去世についても「似ている」

もう一点、生前とコメントが一致した部分がある。それは、岡崎氏の「過去世」への感想だ。

大川総裁は1月、岡崎氏の"守護霊"の霊言を行った。守護霊とは、本人の霊の分身のような存在だ。その中では、岡崎氏が過去世でも、政治や外交の世界で活躍していたことが分かった。

その中の一人が、明智光秀。本能寺の変で織田信長を討った戦国武将だ。守護霊霊言の直後、弊誌編集長は、健在だった岡崎氏に面会して過去世について伝えた。評価が分かれる武将なだけに、岡崎氏がどう反応するか、気になるところではあった。

ところが岡崎氏は、「秀吉も家康も田舎者。戦国武将の中なら文化人の光秀が一番近い」という、意外な反応を見せた。

今回の霊言でも岡崎氏の霊は、明智光秀について 「似てると思うよ。教養があって、頭がよかったんでしょう? だから、信長も秀吉も、本当は苦手なタイプだったんだとは思うよ」 と語っている。

信仰心のあるインテリジェンス

岡崎氏の霊は最後に、「日本人に贈る言葉」を尋ねられ、こう答えた。

「日本が一流国家になるためには、『信仰心のあるインテリジェントな人』が、数多く育つことが大事だと思いますね」

長年、国家戦略の研究を重ね、様々な政治リーダーを見てきた岡崎氏。その賢人が語る、「指導者の資質」を深く受け止め、日本を守っていく志をしっかりと受け継ぎたい。

【関連書籍】

幸福の科学出版 『外交評論家・岡崎久彦 ―後世に贈る言葉―』 大川隆法著

http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1349

幸福の科学出版 『日本外交の盲点 外交評論家 岡崎久彦 守護霊メッセージ』 大川隆法著

http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1090

幸福の科学出版 『国際政治を見る眼』 大川隆法著

http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1307

幸福の科学出版 『日本外交の鉄則』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=56

【関連記事】

2014年12月11日Web記事 安倍首相の父、晋太郎の霊がアベノミクスと国防政策を「採点」

http://the-liberty.com/article.php?item_id=8884

2014年8月号記事 東南アジアに広がる「日本式の海上警備」 - 日本はアジアの警察官たれ

http://the-liberty.com/article.php?item_id=8030

「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のこと。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。また、外国人の霊の霊言には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。

詳しくは⇒⇒⇒
大川隆法のスーパー霊能力 「霊言」とは何か

ここに紹介したのは霊言のごく一部です。詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

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