公開霊言抜粋レポート

「有名になるためにあらゆることをやっている」ワールドメイト・深見東州の正体

公開霊言「自称・街角にいる万能の天才の研究―深見東州は化けきれるか-」

2014年3月16日収録

「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のこと。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。また、外国人の霊の霊言には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 詳しくは⇒⇒⇒大川隆法のスーパー霊能力 「霊言」とは何か

守護霊とは

人間の魂は原則として六人のグループからなり、あの世に残っている「魂の兄弟」の一人が守護霊を務めている。つまり、守護霊は、実は自分自身の魂の一部である。したがって、「守護霊の霊言」とは、いわば本人の潜在意識にアクセスしたものであり、その内容は、その人が潜在意識で考えていること(本心)と考えてよい。

※本霊言は、幸福の科学の全国の支部と精舎で拝聴できます。

深見東州氏――。『強運』、『大天運』、『大金運』など、多くの開運系の著書をもつ作家であり、宗教団体「ワールドメイト」を率いる宗教家であり、同時に、予備校「みすず学苑」の経営者でもあり、慈善活動、芸術活動、ビジネスにまで手を広げている「自称・万能の天才」だ。

「ワールドメイト」は静岡県に本部を置き、「御親元素大御神」(みおやもとすおおみかみ)なる神を中心的に信仰する神道系の新宗教である。ただ、発表されている三大スローガンなどを見ても、「弱者救済」「人道的見地」「社会良識に基づく誠実な対応」など、特に宗教でなくてもよい内容が多く、基本教義はいま一つ判然としない。宗教そのものよりも、教育、芸術、スポーツなどの各活動の方がむしろ目立っている。

しかし、世間一般での深見氏のイメージをつくっているのは、何と言っても、著書やイベントなどの派手な広告だろう。深見氏には様々なものに“化ける"癖があるらしく、著書の表紙や「みすず学苑」の広告では、自身や他の人がいろいろな人物や動植物の姿にコスプレしてPRしている。また、深見氏は、実態のある活動で得たとは思えない大量の肩書や勲章をホームページ等で羅列しているが、それはむしろ、深見氏の実績ではなく自己顕示欲をよく表しているようにも思える。

さて、そんな深見東州氏だが、3月16日、氏の守護霊がなぜか幸福の科学グループの大川隆法総裁を訪れて離れない状況が続いたため、その本音を探るべく、霊言収録を行うことになった。

オウムの麻原は「もちろん善」!?

最近、深見氏は、大川総裁を意識しているらしく、新聞紙上などで派手な広告を展開し始めたのは、大川総裁の霊言シリーズの広告が掲載されるようになってからだ。

招霊された深見氏の守護霊は、霊言の冒頭から、幸福の科学への対抗心を見せた。守護霊は、派手な広告などの宣伝方法について 「おたくがさ、霊言集をいっぱい出すじゃない? まあ、ちょっと俺できないからさ。ああいう風には」、「 (自分も) 化けて出るくらいできるんだって見せてる」 と語った。深見氏本人のメディア戦略は、やはり幸福の科学に刺激されてのことであったようだ。