2014年2月号記事
法話・霊言レポート
社会悪を追及しながら探し求めた「神仏の心」
「ベストセラー作家・山崎豊子『死後の運命を語る』」
12月4日 幸福の科学総合本部で公開収録
医学界の権力闘争を描く『白い巨塔』や、航空会社の不正を暴いた『沈まぬ太陽』など、実在する事件や社会問題を扱った小説を数多く著した山崎豊子氏。死後2カ月あまりで大川総裁のもとを訪れ、霊的に“格付け"してくれないかと交渉してきた。
社会悪をテーマにした二人の小説家の境涯の違い
山崎氏と言えば、社会悪を描いた小説家という点で松本清張氏と比較されることが多い。だが、それぞれの本心を比較すると違いが見えてくる。
2012年の1月に収録された松本氏の霊言では、「神様は、人間を悪としてつくったんだ」「この世は悪に満ちとるんだ」と述べ、人間不信をあらわにした。
一方、山崎氏の霊は、大きな運命の中で葛藤しつつ生きる人間を描き、 「神仏はなぜ、こういう人をつくられ、このような運命のなかに置かれるのか」 といった神仏の心を探究したい気持ちがあったと述べた。
また、 「社会悪の追及をしているなかに、間違いがあるかもしれないので、参考になるものがあれば自分を照らしたいと思っていた」 と謙虚な姿勢ものぞかせた。
マスコミは何を求めているか
新聞社に勤務していた山崎氏は、マスコミの問題にも切り込んだ。生前、「天敵」と称していた朝日新聞については、死んでまで悪口を言いたくはないと断りながらも、 「日本を正しく導いたのかどうか疑問はある」 と、バブル崩壊を招き、原発事故の恐怖を煽る報道姿勢を批判した。
幸福の科学については、神仏の善悪の観点からマスコミにも悪があることを追及してきたことを評価し、 「これはマスコミにとって非常にきつい」 と語った。
マスコミにも、「神仏の心」を探究しようとする姿勢がほしいところだ。
詳しくは⇒⇒⇒大川隆法のスーパー霊能力 「霊言」とは何か
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