公開霊言抜粋レポート
幸福の科学の霊言に、
公明党の山口那津男代表の守護霊が登場!
幸福実現党にまさかの集票アドバイス
「公明党が勝利する理由 ―山口代表守護霊インタビュー―」 2013年7月22日収録
「公明党はなぜ選挙に強いのか?」――。
7月の参院選で、そう感じた有権者も多いのではないか。自民党の大勝とともに、議席を伸ばした連立パートナーの公明党。投開票日、テレビの選挙特番では、当選確実が出た公明党の女性候補者に、ジャーナリストの池上彰氏が「公明党を応援することが、創価学会の人にとっての宗教活動、功徳を積むことになるんですか?」などと突っ込んだ質問をして、候補者が言葉を濁す場面もあった。
しかし、公明党やその支持母体である宗教法人・創価学会について、大手新聞やテレビが真正面から取り上げることはほとんどなく、信者や支持者以外は、選挙における同党の強さの"秘密"を知ることは少ない。
そこで、参院選の投開票日から一夜明けた7月22日、大川隆法・幸福の科学グループ創始者兼総裁は、山口那津男・公明党代表の守護霊を呼び、「公明党が勝利する理由」について迫った。
※大川隆法総裁による「公明党が勝利する理由」―山口代表守護霊インタビュー―の映像は、全国・全世界の幸福の科学の支部・精舎で拝聴できます。なお、この内容を収めた書籍は全国の書店で発売中です。
4選挙区の候補者全員と比例7人の計11人が当選した公明党
「ねじれ国会、え~い!」
今回の参院選で、山口那津男・公明党代表は自身も候補者として東京選挙区から出馬したが、選挙期間中は全国各地を飛び回り、ねじれた棒状のゴムの両端を引っ張って衆参の「ねじれ」を解消するというパフォーマンスで注目を集めた。
このパフォーマンスが奏功したのか、同党は候補者を擁立した埼玉、神奈川、東京、大阪の4選挙区4人全員、比例区7人の計11人が当選を決めた。2ケタの議席獲得は2004年の11議席以来で、9年ぶり。同党は、昨年12月の衆院選でも、選挙前の21議席から10議席伸ばし、31議席を獲得しており、近年では、衆院で30前後、参院で10前後(非改選を除く)の議席を得るなど、安定的な戦いぶりを見せている。同党の参院選キャッチコピー、「安定は、希望です」の面目躍如といったところか。
山口代表の守護霊は、参院選の勝因について、「ねじれ解消」の大義や、自民党へのチェック機能として有権者に「安心感」を与えることに成功したと分析し、こう続けた。
「公明党が連立して与党に入る理由をうまく説明できた。安全弁の部分、留め金の部分なんだというところを(有権者に)うまく浸透させたのが、有利な展開ができたところかな」
「美人候補、弁護士、候補者の選び方がうまい」と自画自賛
投開票日の21日夜、テレビ各局は選挙特番を組んだが、その中で異彩を放っていたのが、テレビ東京の「TXN選挙SP 池上彰の参院選ライブ」だった。
ジャーナリストの池上彰氏が、当選者に対し、歯に衣着せぬ質問を浴びせ、当選確実が出た公明党の佐々木さやか候補(神奈川選挙区)に対しても、「公明党を応援することが、創価学会の人にとっての宗教活動、功徳を積むことになるんですか?」「創価大学のご卒業ですよね? ご本人も創価学会員なんですか?」などと突っ込んだ質問をたたみかける一幕も。
だが、大勝した山口代表の守護霊にとっては、そんなハプニングもどこ吹く風。美人候補の当選に、こう自画自賛した。
「やっぱり、候補者の選び方がうまいと思うよ。美人候補だし、弁護士資格も持ってるし。まあ、創価学会に嫌悪感を持つ人は、創価高、創価大卒なんていうのは、ちょっと嫌かもしれないけども、一般的に見れば、投票してもいいかなっていう感じの人を選んでいるのでね。その辺の強さが、やっぱり一般票、相当入ってるとは思うよ。そういうシチュエーションをつくりながら、やっぱり主力母体には、投票行動が功徳を積むことになると(説明している)」
興味深い内幕だが、確かに創価学会ウォッチャーたちも、様々な媒体で似たような指摘をしている。
「彼らの持っていた最大の武器とは何だろう。それは金持ちでも貧しくても、平等に付与される『一票』だ。創価学会のスケールメリットは、ここででき上がったと言ってもいい。(中略)信心=票の獲得に日蓮の教義を巧みに置き換えたことが、公明党が後々の政権与党に至る成功のルーツだ」(山田直樹氏、「SAPIO」2010 年2月10/17日号)
公明党の支持母体は、宗教法人・創価学会
そもそも、公明党とはどのような政党か。
同党は、1961年に結成した「公明政治連盟」を経て、64年に旧公明党を結党。国政選挙や地方選で順調に議席を重ね、その後、新進党に合流。98年に「公明」と「新党平和」が合流して再結党し、現在の「公明党」に至る。党員数は40万人で、内訳は男性19万人、女性21万人。機関紙である「公明新聞」は発行部数80万部(公称)で、市区町村議員などの地方議員を含めた所属議員の総数は約3000人に及んでいる(同党ホームページ参考)。
そして何よりも同党の大きな特徴は、支持母体が宗教法人・創価学会であるという点。創価学会は、日蓮宗系の宗教ということになってはいるものの、1991年に、本山の大石寺から破門された在家団体、いわゆる「講」である。信者数827万世帯(公称)で、国内でも有数の宗教団体。現在、様々なメディアから、その教義の内容や宗教修行よりも、三代目会長の池田大作氏(現名誉会長)への求心力でまとまっていると評価され、公明党の支持母体として、選挙や政財界への影響力で世間の耳目を集める。
「フレンド票の山。学会員の票だけでは勝てない」
今回の参院選について、鉄壁とも思える支持母体の創価学会の体制があるため、余裕の選挙戦ではなかったのか、という質問に、山口代表の守護霊はこう答えた。
「やっぱり、フレンド票の山ですから。うちだって、学会員の票だけでは、とても勝てません。やっぱり、フレンド票を相当積み重ねなきゃ、(議席は)取れない」
「フレンド票」とは、学会員や公明党の支持者の間で使われる言葉で、選挙の際に、親兄弟、親類縁者、友人知人、職場関係、卒業アルバムなど、あらゆるツテをたどって得る票のことを指す。略して「F票」とも呼ばれる。山口代表の守護霊は、自身が過去の衆院選で二度落選した経験に触れ、一回ごとの選挙の厳しさを語ったわけだ。
「20万人が1人で30票取れば、基礎票600万票は固まる」
また、山口代表の守護霊は、日頃、表には出てこない具体的な集票の内幕も語った。
「20万人ぐらいが1人で30票ぐらい取ってくれれば、基礎票としては600万票は固まる。でも、(選挙は)一回だけじゃない、毎回やってるから、「はい、分かりました」みたいな感じになってくるケースが多いので、最初は口説き落とすのが大変だけど、毎回頼んでいると早いんだよ」
今回、公明党の比例区の総得票数は758万票だったが、基礎票に158万票の積み上げたということになる。そして、こう続けた。
「で、選挙シーズンが来るまでの間は、一生懸命、買い物に行ったりさあ、パーマに行ったりさあ、近所の触れ合いとか学校の付き合いとか、いろんな形で接触を持ち続ける。毎月一回は、接触しないと」
これは実際の候補者でなくても、全国の信者や支持者が日ごろから候補者の代わりに近所付き合いをする中で信頼関係をつくり、選挙の際に、「一票をよろしくお願いします」と票につなげる戦略だ。この辺りは、宗教を母体にした政党の強みであり、結局は、人と人とのつながりが人の心を動かすということを示しているのだろう。
創価学会並びに公明党の集票に関しては、昔から黒い噂が絶えないのは事実だが、山口代表の守護霊の告白からは、外部の人間には盤石に見えても、中にいる人々は必死であり、常日頃から、良くも悪くも票を積み上げる“努力"を欠かさない姿勢が見える。
衆参のねじれは解消しても、自公のねじれは深刻
ただ、褒めてばかりもいられない。注意しなければならないのが、今回の参院選で、衆参の「ねじれ解消」は実現したものの、それ以上に深刻な、自民党と公明党の間の政策の違いによる「ねじれ」が存在することである。
特に、「集団的自衛権」「憲法9条改正」というテーマで、両党の政策は決定的に異なっている。
集団的自衛権について、これまで政府は「保有しているが行使できない」という立場をとってきたが、現在の安倍自民党は、行使を容認する動きを見せている。これに対して、山口代表は、「断固反対する」という姿勢だ。また、9条の改正についても、安倍自民党は、憲法に自衛権を明記し、国防軍の設置を主張。だが、公明党は、戦争放棄と戦力不保持を堅持した上で、自衛隊の存在の明記や国際貢献のあり方を「加憲」の議論の対象にして慎重に検討する、としている。
日本が、北朝鮮のミサイルの脅威にさらされ、中国の領海・領空侵犯が常態化する中で、国防強化や憲法改正は急務。その意味で、与党内、自公のねじれは深刻だ。8月の臨時国会から、新たな枠組みでスタートするが、有権者はこの「自公のねじれ」を注視しながら、安倍政権の行方を見守る必要がある。
このほか、山口代表の守護霊は、以下のような点についても語った。
- 与党のメリットとは何か?
- 本山から破門されたことによるメリットとは何か?
- 創価学会の“仕事"とは何か?
- 公明党に投票しないと「罰」が当たるのか?
- 公明党をつくった趣旨とは何か?
- 創価学会の基礎層の「ターゲット」とは?
- 日蓮聖人に近いのは、創価学会(公明党)か、幸福の科学(幸福実現党)か?
- 公明党の議員が国土交通大臣をやっている意味とは?
詳しくは⇒⇒⇒大川隆法のスーパー霊能力 「霊言」とは何か
ここに紹介したのは霊言のごく一部です。詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。
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