新法王フランシスコの就任ミサが19日、バチカンのサンピエトロ広場で挙行された。法王は16日の報道陣向けスピーチで「貧しい人のための質素な教会であるべき」と話したが、就任ミサでも「貧者や弱者、環境に優しく」と強調した。

どんな組織も、トップが描いている「心の絵」が実現していくもの。就任ミサという場で新法王が発したメッセージは、世界12億人のカトリックの今後を占う重要材料と言える。ローマ法王庁公式サイトの一つ「Vatican Radio」から、説教の内容を2回に分けて紹介。

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