宗教法人「幸福の科学」は3日、体験談投稿型サイト「voicee(ボイシー)」を立ち上げた。幸福の科学の信者の体験談や気づきが投稿され、動画を見ることもできる。投稿は承認制で、管理人が内容を確認してからサイトに掲載する。幸福の科学に対する正しい情報に触れることができるという。

インターネット上に流れる情報は、発信者が特定できなかったり、噂レベルのものや誹謗中傷が氾濫しており、玉石混交。デマ情報による被害も後を絶たない。

昨年3月の東日本大震災の発生後、福島第一原発の従事者の死亡者数が4300人に上るなどというデマ情報がネットにあふれ、多くの人々を恐怖に陥れた。また、大津いじめ事件では今年の夏ごろ、関係のない人物が「加害者の祖父」と名指しされ、その情報が出回ったこともある。

幸福の科学に関して言うと、電子掲示板「2ちゃんねる」やブログ「やや日刊カルト新聞」などで、不当な批判や中傷的な投稿・論評がなされることも少なくない。

サイトの立ち上げ担当者はこう話す。

「特に10代、20代はネットの情報や書き込みをとても気にします。せっかく幸福の科学に興味を持ってくれても、事実と異なるネットのネガティブな情報を見て、離れてしまう人もいるのです。このサイトを通じて、正しい幸福の科学の姿を知ってほしい」

【関連サイト】 voicee(ボイシー)

http://voicee.jp/

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2012年1月号記事 【無料記事】新宗教15の疑問 - マスコミ、ネットではわからない「幸福の科学」

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