2005年3月号記事
『神秘の法』発刊特集
教科書が教えないスピリチュアル世界史
神秘思想vs.唯物論の150年
テレビで毎日のように、心霊現象や占いなどの番組が流れ、書店にはその種の本が並ぶ。実は、こうした精神世界への関心の高まりは、日本だけの一時的なブームではない。その始まりは19世紀。150年余り前に始まったスピリチュアリズム(近代心霊主義)は、科学万能の時代にあって、ともすれば唯物論に染まりがちな人々の心を霊的なものに向ける役割を果たしてきた。1月に発刊された『神秘の法』(大川隆法著・幸福の科学出版)によって明らかにされた、その真実の歴史をたどってみた。