2024年9月号記事

新・過去世界物語 人は生まれ変わる

人は、何度も生まれ変わりながら、魂を磨き、人格を向上させていく永遠の存在。その生まれ変わりの過程は、一人ひとりの個性によって彩られた物語となる。幸福の科学の霊査で明らかになった著名人の転生をひもとけば、時を超えて輝く魂の性質が見えてくる。

源信はスウェーデンボルグに生まれ変わった

転生を通じて伝えた「地獄の真実」

お盆が近づくと故人の想い出が心によぎるが、それはあの世の霊も同じらしい。大川隆法・幸福の科学総裁は、遺族が墓参りなどを行う時期に、あの世の先祖が遺族を想うと、「両者の念が合体して、そこに橋が架かって、(この世に)出てきやすくなる」と述べている。「夏のお盆頃の一週間ぐらいは地獄の門が開くらしいのです」(*1)とも説かれたが、日本において、地獄と極楽の実在を伝え、「善因善果、悪因悪果」を教えてきたのは、仏教僧たちだった。

なかでも、平安時代に源信が著した『往生要集』の影響力は群を抜く。

大川総裁は「日本人の霊界観のほとんどは、この『往生要集』によってできてきたのです」(*2)と説く。源信はいかに使命を果たし、転生していったのだろうか。

(*1)大川隆法著『幸福供養祭特別御法話』(幸福の科学刊)
(*2)『他力信仰について考える』(幸福の科学出版)

 
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源信が観た地獄

北欧に転生し、霊界思想を弘める

いつの転生でも「魂の真実」を伝える