〈左〉総本山・日光精舎 〈中〉総本山・未来館 〈右〉総本山・那須精舎
2024年2月号記事
地域シリーズ
栃木・群馬・茨城
今の時代に、なぜ「信仰」が大切なのか
幸福の科学・総本山とは何か
北関東に建立されている、幸福の科学の総本山。
そこには、全世界から「根本の神」を求める信仰者が集まっている。
コツコツと努力を積み重ねる「勤勉の精神」で、疲弊する600以上の農村を復興させた江戸末期の農政家・二宮尊徳が活躍したのは北関東の地であった。
窮状を訴える領主や領民に対し、尊徳は自らの心、人々の心を変えることで繁栄に導いた。
30代半ばで赴任した桜町(栃木県真岡市)には、「復興ができなければ帰らない」と覚悟して移住。一軒一軒、その窮状を見て回り、荒地の開墾を指導した。食事は汁以外のおかずを取らず、衣服は木綿と最低限の暮らしを貫き、反対者が妨害を始めると、「自らの誠意が足りない」と寺で断食して祈った。
徳に満ちた尊徳の姿に妨害はやみ、復興は成功。その後、青木村(茨城県桜川市)で青木堰の築造、石那田村(栃木県宇都宮市)で堰を築造するなどインフラの整備を通じて、農業の発展に尽力した。尊徳は日光に赴任するにあたり、こう語っている。
「わが道は人々の心の荒蕪を開くのを本意とする。心の荒蕪を一人が開けば、土地の荒蕪は何万町あっても心配に及ばない」
尊徳は、人間のもとのあるじは「天」であり、この世は仮の世であると語った。そして宗教や宗派の違いは富士山に登る山道の違いのようなもので、最後は「一つの誠の道」に辿り着くという。人間が大いなるものに創られたことを前提に、正しい生き方が生まれるということだ。
尊徳は、「資本主義の精神そのもの」といえる存在であり、その人生は「宗教的精神と資本主義の精神は両立しうる」ことを示している。
※文中や注の特に断りのない『 』は、いずれも大川隆法著、幸福の科学出版刊。
日本文明の始まりに繋がる根本神エル・カンターレ
総本山の修行を通じて世界に広がる主なる神の愛
信仰心を持つことが平和と繁栄への道
海外からも続々 草津開拓支部で続く奇跡