2022年9月号記事

箱根精舎 落慶20周年記念

古代・富士山王朝から日本を創った──

天御祖神(あめのみおやがみ)とは何か

富士山麓にかつて、巨大王朝が存在した──。こうした説が、一部の歴史研究者たちの間でささやかれ続けてきた。

富士王朝を裏付ける古代文字群

漢字以前の古代文字で書かれていた古文献『ホツマツタヱ』『竹内文書』や、地元・浅間神社の宮司家に伝わる古文書には、「富士山麓にかつて王朝があり、それこそが日本の源流、つまり『古事記』『日本書紀』で語られる九州王朝の、さらに前身である」と示すような記述がある。

それを裏付けるかのように、山麓一帯からは古代文字を刻んだ遺物や巨石が発見されている。

数多くの神社には、古代文字が記された文書や神符も伝わる。

だが何より古代王朝説の真実性を私たちに感じさせるのは、富士山が日本人にとって、あまりに大切な心の拠り所とされてきたからだろう。

奈良時代の『万葉集』では、富士山は「大和の国の鎮めの神」「天と地が分かれた時から神らしくあった」と形容されている。

しかしよく考えれば、"九州から東征した"ことになっている大和朝廷の人々が、奈良の都のさらに"東の果て"にある山を「国の根源」のように言うだろうか。富士山が日本の起源に深くかかわる、何か重要な地であったという記憶が、当時あったのではないか。

もっとも、日本は高温多湿で土壌も酸性度が強い。エジプトや中東のように、古代の遺物が"そう簡単には"残らない。特に富士山は大噴火を繰り返し、山麓は溶岩流に幾度となく呑まれている。文明の痕跡があっても、現代の考古学者に分かる形では現れにくいだろう。

溶岩層の下に、あの樹海の底に、一体、何が眠っているのか。

3万年前富士山麓に空を覆う宇宙船団

その秘密のベールが今、取り去られつつある。大川隆法・幸福の科学総裁は近年、『古事記』『日本書紀』も沈黙する「日本の本当の始まり」を、霊的なリーディングによって明かし始めているのだ。

あまりにも衝撃的な史実を以下、一部紹介する──。

今から約3万年前、富士山の上空に、空を覆いつくすような宇宙船団が現れた。何百では済まないというその船団は、次々と山麓に降り立つ。そして中でも最大の母船が、当時、もう一つあった富士山(第二富士)の上に着陸。第二富士は山ごと潰れた。

 

次ページからのポイント

お辞儀、合掌、武士道、日本語の起源

宇宙船団着陸で潰れた「第二富士」

日本中に広がる"巨神伝説"の正体とは?

愛読者が語る「私にとっての天御祖神」

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