大川隆法・幸福の科学総裁がこのほど『小説 妖怪すねかじりと受験家族へのレクイエム』を出版したことを受け、大川総裁と紫央総裁補佐、咲也加総裁室長が6日に「発刊記念鼎談」を行った。
同小説は、大川総裁が直接書き下ろしたものであり、幼児期の英才教育から先取り学習、そして中学・高校・大学受験までの功罪が描かれている。勉強の意義や受験に関する知識とともに、人生に役立つ教訓を学び取ることができる。
教育はチャンスである。だが残酷な面も一部ある
鼎談の冒頭で大川総裁は、本小説について「例えば、地方から来た人が東京人になるための、一つのシステムがどうなっているのかということを解き明かしたものでもあるんですよね」と述べ、熾烈な受験競争を通して、東京人の地位が保たれている「裏のシステム」があると語った。
その上で、四民平等とはいえども、リーダーを輩出するシステムは必要であるとし、ある程度の教育をつけることで、高度化・専門化した仕事もできるようになってくるため、「教育はチャンスでもあると思います。ただ、残酷な面もやっぱり、一部あるというところは知ってなきゃいけないなあと思いますね」と指摘した。
自身も受験を経験した咲也加総裁室長は、「天才ではなく、努力してコツコツと道を進むことが大事だよっていう教えを、(小説で登場する)高山先生の教えのような教えを、総裁先生から賜って、それを人生の糧として毎日過ごさせていただいた」と話した。一方で、進学校に通うことで、成績がいい子を神様のように崇める「学歴信仰」の闇なども実感したという。
徳島県から東京の大学に進学した紫央総裁補佐は、「私は受験をする中で、何が一番心の支えだったかって言うと、やっぱり先生の本、(布教誌の)『ヘルメス・エンゼルズ』とかでいつも先生の御法話を分かりやすく書いてくださっているところで、やっぱり、その努力することの大切さで、なんで、努力して自分が大きくならなきゃいけないのかっていうのが、いつも先生の教えは、やっぱり、人のお役に立てるんだよ」と、他の人の役に立つために勉強するという意義を知ったことが大きかったと語った。
鼎談の終盤に当たって大川総裁は、自分の人生を振り返って、光の部分だけではなく、影の部分もあり、それらをちゃんと伝えないといけないと思ったといい、本小説は、人生の成功と失敗の両面を伝えているという意味で、意義深いものであることを伺わせた。
本鼎談では、他にも次のような論点への言及があった。
- 「頭がいい」人は、実は〇〇〇だった
- 秀才が大学卒業後、燃え尽きる背景
- 志望校に落ちたら、どう捉えるべきか
- 大川総裁の幼少期の読書事情
- 中学受験などを勧める親の立場
- 官僚の仕事と受験の共通点
- 都会では、成績優秀者がいじめに加担する!?
- 大人になっても、勉強し続ける大切さ
- 勉強をし過ぎると、性格が〇〇になる
- 大川総裁が親近感を感じる人とは誰か
- 20世紀の哲学が浅すぎる理由
- 人生は「生まれの良し悪し」で決まるものではない
ここに紹介したのは鼎談のごく一部です。
詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。
・幸福の科学サービスセンター Tel:03-5793-1727
火~金/10:00~20:00 土日祝(月曜を除く)/10:00~18:00
・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス
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