10月6日の立宗記念日に合わせて、大川隆法・幸福の科学グループ創始者 兼 総裁は4日、徳島県の教団施設・聖地エル・カンターレ生誕館で、「降魔の本道」と題した法話を行った。その模様は同グループの中継網を通じて、全国に中継された。

トランプのコロナ感染は心配無用

コロナの感染が世界に広がり、新規感染者は増え続けている。トランプ米大統領も感染し、大統領選への影響のみならず、国政自体が滞るのではないかと懸念されている。

大川総裁は、「 早めに回復されて元気な姿をお見せになられると信じておりますし、そのように祈っております 」と述べ、今年3月にジョンソン英首相がコロナに罹った後、同氏の魂が現れ、その魂に光を入れたところ、急速に回復したことを例証。今のところ、トランプ氏の守護霊は、総裁の元に助けを求めに来ていないことから、同氏の容体は重くないだろうと指摘した。

その後大川総裁は、宗教的な悟りと病気が治る関係性に言及し、コロナやインフルエンザなどが治るメカニズムに触れた。

降魔成道は現実に起きたこと

法話の演題となった「降魔」は、歴史上では「降魔成道(ごうまじょうどう)」が有名である。かつて、釈尊が菩提樹の大木の下で、悪魔からさまざまな誘惑や攻撃を受けたものの、悟りを開いたことで知られる。似たような霊的妨害は、イエスの身にも起きた。

大川総裁は、魔を打ち破ることが悟りにつながる「降魔即悟り」、つまり、悟りを開くのと同時に、法力を得て、魔を退散させる力を得られると指摘。降魔成道について、「 今の仏教学者なんかは、『内心の葛藤とか悩みとかのことを言っているのだろう』と仰る方が多い。そうではなくて、当会でも数多くの本を出しているように、心の中の単なる葛藤ではなく、 (魔との戦いは) 実体験なんだと。リアリティーがあり、現実に起きたことである 」と述べた。

降魔成道というテーマは、10月16日から全国の劇場で公開される「夜明けを信じて。」でも描かれている。すでに同映画は、マドリード国際映画祭の長編外国語映画部門の最高賞にあたる「最優秀作品賞」を受賞するなど、海外から高い評価を受けている。

あなたが生まれて、世界は美しく、良くなったか?

法話の終盤に差し掛かると、大川総裁は、天国と地獄を分ける生き方として、自身が環境のせいにせず、人のお役に立つような利他的な人生を歩む重要とし、次のように訴えた。

あなたが生まれて、世界は美しくなりましたか、世界は良くなりましたか。これを自分に問うてください。そして、イエスと言えるなら、人生は成功したということですね。そういう気持ちで生きてください

この真実を伝えているのが宗教であり、それを受け入れるか否かで、人生は大きく変わるとし、精神的な高みを目指して、霊的に目覚める生き方が大切であると力説した。

講演では、この他にも、以下のような多くの論点が語られた。

  • 宗教的な悟りと病気の関係性とは?
  • 大川総裁に臨んだ降魔成道
  • 霊言を行い続ける意味
  • 科学が解明できない、地球の磁場と次元構造
  • 霊的世界を前提とした人生を送る意義
  • 人間は平凡だが、平凡ではない
  • 悟りと民主主義

ここに紹介したのは法話のごく一部です。

詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

・幸福の科学サービスセンター Tel:03-5793-1727

火~金/10:00~20:00 土日祝(月曜を除く)/10:00~18:00

・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス

http://map.happy-science.jp/ まで。

【関連書籍】

『映画「夜明けを信じて。」が描く「救世主の目覚め」』

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幸福の科学出版 大川隆法著

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