東京都港区にある、霊友会釈迦殿(中央)。
元東京都知事で、作家の石原慎太郎氏がこのほど、500ページを超える重厚な書籍『新解釈 現代語訳 法華経』を発刊した。
この発刊に合わせるかのように、大川隆法・幸福の科学総裁の元に、石原氏が信心し、法華経を教えの中心に据える「霊友会」の初代会長・小谷喜美氏の霊が現れた。
続いて、霊友会から分かれた新興宗教「希心会」の信者であった、女優の故・樹木希林氏の霊が現れた。
2人の霊が、石原氏の新刊をめぐって語ったこととは何か。この霊言は、幸福の科学の支部、精舎で拝聴できる(文末に、連絡先)。
小谷会長の霊「石原慎太郎は、大川総裁と競争している」
霊友会は、1930年、久保角太郎氏が創立。法華経の研究と先祖供養の実践を大切にしている。
現れた霊友会の初代会長である小谷氏の霊は、法華経が釈尊の最勝の教えだと主張。石原氏が法華経に関する書籍を出し、2016年には、"霊言"と銘打った田中角栄元首相の書籍を出したことに触れ、次のように語った。
「 石原が、霊言集を書けるとか言ってきたり、『法華経』の現代解釈書いたりして、あれ、 (大川総裁の) 『太陽の法』と競争してるんだよ 」「 幸福の科学が言っているようなことは、それに書いてあるぞ、ということを、彼は言いたかったちゅうことよ 」
小谷会長にとって、30歳ほど年下の石原氏は「愛弟子」。1968年の参議院全国区に出馬した石原氏を支援し、史上最高の300万票を集め、初当選させている。
そんな小谷氏の霊だが、法華経の流れをくむ最澄の問題点などを理解できず、世界中に広がる幸福の科学に対し、ある感情を抱いている様子を垣間見せた。
樹木希林氏の霊「裕次郎を肯定するのに法華経を使った」
続いて現れた樹木希林氏の霊は、石原氏の書籍の出版意図について、「 自分の弟の石原裕次郎のハチャメチャな若者の生活を肯定するのに、『法華経』を使ったんだろう。悟りを求めているわけでは…… 」と言葉を濁し、この世的な成功が悟りだと思っている節がある石原氏の問題点を指摘した。
確かに、石原氏の文壇デビューの作品で、大学在学中に芥川賞を受賞した『太陽の季節』は、羽目を外して遊ぶ無軌道な若者たちの姿が描かれているが、そこに、どれほどの価値があるのかは疑問が残る。
なお、樹木希林氏の霊は、2018年に亡くなった2日後にも、大川総裁の元に現れ、「 死んだら、やっぱり、あの世はあったよ 」「 大川隆法先生のおっしゃってたとおりでしたよ 」「 まったく間違ってませんでしたよ 」と語っていた(『公開霊言 女優・樹木希林』より)。
小谷氏と樹木氏の霊言では、他にも幅広い論点が示された。
- 小谷氏の霊が考える「釈尊の教え」について
- 法華経に出て来る「久遠実成の仏陀」の考え方
- 瀬戸内寂聴氏に対する、小谷氏の霊の評価
- 幸福の科学に対する、小谷氏の霊の評価
- 樹木氏の霊が考える、霊友会や立正佼成会の行く末
- 『法華経』に対する、樹木氏の霊の評価
- 『太陽の季節』に対する、樹木氏の霊の評価
詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。
・幸福の科学サービスセンター Tel:03-5793-1727
火~金/10:00~20:00 土日祝(月曜を除く)/10:00~18:00
・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス
【関連書籍】
『公開霊言 女優・樹木希林』
幸福の科学出版 大川隆法著
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