幸福の科学の二大祭典の一つ「エル・カンターレ祭」が、11日夜、千葉・幕張メッセを本会場に開催された。大川隆法総裁は、本会場に集った約1万4千人を前に、本年151回目となる法話「奇跡を起こす力」を行い、その様子は同グループの中継網を通じて、全国・全世界に同時中継された。
大川総裁は冒頭、教団の歩みを振り返りつつ、奇跡を元手に仕事をし続けてきたこと、奇跡なくして立宗も32年あまりの伝道活動もなかったと述べ、来年は今まで以上の奇跡の年にすることを考えていると宣言した。
人間は「奇跡」の存在
幸福の科学では、今まで数多くの奇跡が起きてきた。
経済的な奇跡、人間関係改善の奇跡、金粉が降るなどの奇跡もあるが、医者に見放された重病や難病が治るという奇跡が数多く報告されている。
大川総裁は、こうした奇跡は、心を見つめたり、神仏に祈ったりすることで、各自が起こすことが可能だとして、次のように述べた。
「 みなさん自身も、そういう能力をもともと持っているからです 」「 みなさん自身も、神仏から分かれてきた光そのものなのです 」
最近では、「人間は死んだら終わり」と考え、人間を機械の如く扱う人間観が「常識」とされている。だが、人間はもっと尊いものとして創られている。
「 皆さん全員に魂というものが宿っている。これも奇跡ですよね 」
この世ではさまざまな苦難、困難に出会うこともあるが、それは魂を成長させるための尊い経験といえる。
このように、本来の自分自身とは何かを知り、真実の世界に目を開くことにより、今までは不可能だと思っていたようなことが、現実に起きてくるようになるとも語られた。
世界の未来を変えるために
さらに大川総裁は、多くの人々に最終的にたどり着いてほしい境地として、「透明な心」と「与える愛」の大切さを説いた。
現在では、透明な心を持ったら人にだまされるだけではないか、愛を与えれば損をするので、できるだけ人からもらう方がよいと考える人が多いかもしれない。
しかし、本当の「透明な心」や「愛の心」は、私たちの人生に奇跡を起こし、世の中を変えていく力にもなる。
「 透明な心が出てくると、霊天上界の光が入ってくるようになります。この光が奇跡を生んで、皆さん方の生きる力を倍加し、十倍化していくことができるようになります 」
「 与える愛を実践できる人が増えていけば、この世は確実にユートピア化していきます 」
最後に、透明さと愛に満ちた心で祈ることの大切さについて説き、「 みなさんが多く祈れば、その方向に世界は動いていくと思います 」と力強く語り、講演を締めくくった。
本講演では、他にも次のような多岐にわたる論点への言及があった。
- 来年以降、より多く起きると予想される「奇跡」の内容とは。
- 金粉がより多く降る条件とは。
- リーディングによって病気が治る理由とは。
- 「自分で病気を治す」ためのヒントとは。
- 霊視ができる子供の目には、大川総裁の姿はどのように映ったか。
- 死ぬことより怖れるべきこととは。
- 人間の尊さは何によって決まるか。
ここに紹介したのは法話のごく一部です。
詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。
・幸福の科学サービスセンター
Tel:03-5793-1727 : 火~金/10:00~20:00 土日/10:00~18:00
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