グーグルマップをつぶさに調べると、中国のゴビ砂漠に、いくつもの謎の構造物が現れる。ネット上では、この正体を巡って様々な噂が飛び交い、ニュースになるケースが目立ってきた。

8月14日付英ヤフーニュースの「グーグルマップで見つかったストーンヘンジのような構造物は"中国のエリア51"とUFOファンらが主張」、8月13日付デイリー・メール記事「グーグルマップの映像は本当に中国版エリア51なのか?」では、中国のゴビ砂漠で見つかったいくつもの軍事基地のようなエリアについて、ネットを賑わすさまざまな声を紹介している。

【YouTube「中国のゴビ砂漠で見つかった誰も説明できないもの」】

(ストーンヘンジの環状列石状の構造物は4分頃から)

まずは、ネパールのカトマンズとモンゴルの間ぐらいに位置するストーンヘンジのような円形状の模様について、人気YouTuberが「ETのための滑走路であり、"中国版エリア51"ではないか」と発言。円形の構造物の中心に3機の航空機やトラックが見え、管制塔のようなものも見えるという。

ある人は、ここは秘密の軍事基地で、環状の模様は巨大ソーラーパネルではないかと推測する。ここは弾道ミサイルや人工衛星の打ち上げを行った酒泉衛星発射センターから160キロ足らずのところなので、軍事目的ではないかとも思われるのだ。

他にも「地下に隠れて住む人たちのためのソーラーパネル」という声から、「巨大QRコードじゃないか」というもの、「軍事衛星のための標的の演習のため」という声まで、大いに賑わっている。

あるネットユーザーは、背後に何らかの軍事的目的があるのではと想定し、その構造物をアメリカのあらゆる都市の地図上に重ねてみたという。別の人は、中国がアメリカを攻撃するのに、そのような砂漠の訓練用の地図など必要ないのではと指摘。

多くの人は、軍事的な目的の秘密基地と想定しており、アメリカのようにエイリアン・テクノロジーを研究しているのではという声も、一部根強く存在しているようだ。

内部から情報が漏れるとはとても思えない中国の謎の施設は、その正体をめぐってこれからもますます注目されるだろう。(純)

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