イラスト:菊池としを

2018年8月号記事

新・過去世物語 人は生まれ変わる

孔子の転生

――明治維新を"仕込んだ"男

人は、何度も生まれ変わりながら、魂を磨き、人格を向上させていく永遠の存在。その生まれ変わりの過程は、一人ひとりの個性によって彩られた物語となる。幸福の科学の霊査で明らかになった著名人の「過去世」をひもとけば、時を超えて輝く魂の性質が見えてくる。(文中敬称略)

「AI(人工知能)が人間を超える」

そんな言説が、メディアで飛び交っている。確かにAIは、膨大な情報を「学習」し、人間を遥かに超える速度で処理する。多くの人が職を奪われるという説もある。人間は、学ぶ意味はおろか、存在する意味さえ脅かされているのか。

そこで今回の過去世物語では、知能を超える「人間の心が持つ力」を極めた偉人の転生を追ってみたい。

世界の四大聖人の一人に数えられ、「儒教」を説いた孔子。日本文化と関係の深い「儒教」は"さらに深い意味"でわが国に根付いていた―。

次ページからのポイント

東洋文明の屋台骨となった孔子の教え。

孔子は日本の幕末に生まれた!?

心の練り込みこそ学問の本質。